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【70000字越え!!!】ボッチ、陰キャ、無キャ➡大手3社内定ワイ的就活の進め方全集

割引あり


【簡単に自己紹介(初めて読んでくださる方向け)】

ワイは現在国立大学の理系大学院に通っているM2の学生です(24卒)。学部系統は工学系で専門は化学系です。就活では主にメーカー(化学、半導体、電池)を志望していました。

またパーソナルな面については「友達ゼロの無キャ、陰キャ、チー牛」と言い表せます。友達はガチでいません。いつもご飯一人で食べています(泣)。ボッチ飯6年目です。なので、就活は友達の力を借りず自力(キャリセン除く)で行いました。

就活を通して無キャという部分はだいぶましになりましたが、就活前は見るに堪えないひどい学生生活でした。学部時代のワイの雑魚ぶりを簡単に上げていきます。

・サークルに入るもガチコミュ障発揮。友達ゼロ。
・1回生の時,勉強でも見た目でも運動神経でも自分の完全上位互換に遭遇し、比較的得意だった勉強する意味を見失い大学不登校になる。ちゃんとすべての単位と友達を失う。
・入学から塾で1年働くもミスが一向に減らず、無能さに耐えきれずに辞める。
・学校にもバイトにもいかないが、これといった趣味がないので家で1日ゴロゴロしながらゆっくり実況のYoutubeをみて時間をつぶす。
・無キャなので、趣味や服、食べ物に興味がなく、バイトをする目的がないため、そもそもバイトをしない。結果、金のないボッチ無キャという最悪の状況。
・留年を危惧して大学に行くも、友達ゼロのため過去問はなくすべて自力,講義もボッチ。1回生と一緒に受けることなんてザラ。
・入学からほとんどボッチ飯、なんならわざわざ家に帰って食べる始末。
・誕生日に誰からも連絡がない.一人でケーキを買ってYouTube を見ながら食べ,自分の誕生日プレゼントを買いに行く
・もちろん彼女はいない。女友達どころか男友達もいないので(泣)

という絵にかいたような無キャの雑魚大学生でした。しかし、就活だけは成功させたいという思いがあったので、就活にまじめに取り組むことにしました。

右も左もわからずに始めた就活でしたが、やってみると意外と面白いことがわかりました。世の中がどう動いているのか、そのためにどのような会社が、どのような人、技術を使って価値を生み出しているのか、結局ワイは何をやりたいのか、何をやるべきなのか。就活では無料でなんでも聞き放題だったため、ワイは1年以上就活にのめりこみました。

結果としてインターンシップからの早期選考で3月までに大手3社から研究開発職で内定をいただくことができました。(※会社名は出せませんが,東洋経済の就職が難しい会社TOP 200に入る企業なので、大手であることは間違いないと思います。)

どうしようもない無キャぼっち大学生のワイでも大手から内定もらえたんだから、みんなも就活成功できる!

そう思って今回の Note を執筆しています.

【この文書の目的、役立つ人、文書の内容】

就活は情報戦です。ワイみたいな陰キャボッチはどうしても情報戦に弱いです。それを補うように、これを見たら就活の就活の全体像、やり方が分かるようなモノを作りたいと思い、この Note を書きました。勿論、就活の全体像ややり方を示したものは書籍としてあると思います(絶対内定とか)。しかし、ワイみたいな陰キャボッチが就活する方法は書いていないと思います。さらに、ワイのような理系院生が就活する場合についても、その全体像を記した本はあまりないと思います。ですので、

 ワイと似たような境遇(ボッチ、陰キャ、理系院生、日系企業志望、技術職志望 ※ワイは研究開発志望)の人が就活の全体像をとらえられるような、就活のやり方がわかるような、結果として就活が成功するような、そのような Note の作成を目的としました特に理系の院生はめちゃんこ忙しいので、できるだけ短時間で納得のいく就活をすることが大切です。この Note が就活の時短や効率化に繋がればいいと思います。
 また、就活はまだまだ先だという1回生、2回生、大学院進学希望なら3回生、4回生についても、この Note を読んだら就活の全体像が分かり、自分が今後やらないといけないことについて、戦略を立てるのにも役立つと思います

~この Note が役に立つと思われる人~

・いそがしい理系院生全般(特に研究開発職志望)
・日系メーカー志望全般(コンサルや外資は分かりません…すいません)
・大学ボッチで就活を1人でやらないといけない人
・ワイみたいな陰キャ、ぼっち
・就活は来年以降だが、漠然とした不安がある1回生,2回生,3回生(大学院進学を考えている人)、4回生(大学院進学を考えている人)、理系だと尚ヨシです。
のいずれかの方

この Note の内容


となっています.

結構多くの内容を詰め込んでしまい、できるだけ基本がわかるように説明したので、70000字を超えてしまいましたが、どれも必要な情報だと思って削りませんでした。是非細かい内容も参考にしてもらえればと思います。
全部読む時間がない人はとりあえず 2 の就活スケジュールだけ確認してください。(できれば 5 の個人的に感じた就活で大切なことも見てほしいです。内容は簡単にまとめてあるので 3 分もあれば読めると思います。)
目次もつけてますので、必要なところだけピックアップする辞書的な活用方法でも全く問題ありません。
それでは内容に移っていきたいと思います。

!注意!筆者ワイは日系のメーカーしか受けていません。総合商社やコンサルなどケース面接が必要な場合、外資系企業等就活スケジュールが異なる会社を受ける方は、全部をフォローしきれていません。そこのところはご了承ください。(ワイはフェルミ推定とか全く知らずに就活終わっちゃったので、フェルミ推定に関する記述はありません。ただ、重要なスキルだと思うので、他のサイトで勉強してもいいかと思います。)

~初めに、就活とは何ぞや?何のためにやるんや?~

まず就活とは何かという話ですが、個人的に

「自分の今までの人生を振り返り、自分が本当に行きたい企業を見つける。その企業からの内定を勝ち取る」

ことだと思います。企業の採用人数には限りがあるので、全員が全員行きたい企業に行けるわけではありません。ですので選考を突破する必要があります。次ページから企業のよくある選考、およびその突破のためにやることについて説明します。

【1 就活選考フロー、突破のためにやることを全て列挙】

始めに企業のよくある選考フローについて説明します。
基本的に就活での選考は以下のように進みます.

⓪ インターンシップ説明会,インターンシップ選考
①    説明会、座談会、インターンシップ参加
②    エントリーシート(ES)、研究概要提出、webテスト&適性検査受験
③    グループディスカッション(グルディス)選考 ※ない企業も多いです.
④    1次面接
⑤    2次面接(理系は技術面接
⑥ ※たまに3次面接(ほぼない)
⑦    最終面接➡内定

これは本選考のフローですが、これより前に
インターンシップの選考(ES、webテスト、グルディス、面接)
もあります。インターンシップへの参加は必須ではありません。が、
大抵の場合、インターンシップは選考の一部であったり、参加することによって選考が一部免除になったりと選考の優遇があるので、個人的には参加をお勧めします。

次に、これらの選考を突破するために何をやればいいか、とりあえず全部列挙します。個人的には以下のことだと思います。


選考突破のために就活でやること

就活でやることは以下のようになります.

※上記に加えて何か1つに打ち込んで結果を残す(本当にガクチカない方向け)

上記のことを以降のスケジュールに沿ってこなす必要があります。
結構多くて大変だと思います。
ただ、新卒カードという「最強の切り札」を使って就活する場合、新卒カードを無駄にしないためにも、上記のことをやっておいた方がいいと思います。この note で結構口酸っぱく言うかもしれませんが、現在の日本のポテンシャル採用においては「新卒カードは最強」です。新卒採用の時がレベルの高い企業、人気の企業に行ける可能性が一番高いです
(おかげでワイも学歴の割には有名な企業に行けたと思っています.)。

準備不足で新卒就活で行きたいところに行けなかった、又は志望企業には行けたが、企業研究が不足していてミスマッチになってしまった場合,最強の新卒カードを無駄にします

新卒カードを無駄にする確率を少しでも低くするために(0にはならないと思います、運要素もあるのと思いますので。)、新卒就活にはしっかり取り組むことがおすすめですし、そっちの方がコスパ、タイパがいいかと思います。

就活の最終目標は「自分が納得できるような,行きたい企業の内定を獲得すること」だと思います。人生にも関わることなので、しっかりと取り組むほうがいいかと思います。


【2 就活スケジュールについて】

せっかくやる気があって準備をしようと思うのに、適当に始めて選考スケジュールに遅れるなんてことがあったら、もったいないです。なので、
先に全体の就活スケジュールを把握することが大切です
先にスケジュールを知っておくと、計画を立てることができます。

※このスケジュールは日系のメーカーを受ける場合のスケジュールです。
外資系コンサル,Sierといったスケジュールが早めな業界や総合商社といった本選考が遅めの業界はスケジュールが全く違うので他のNote等を参照してください.

また,人によって就活を始める時期は全然違うと思うので
①    サマーインターンに参加する場合の就活スケジュール
②    サマーは参加しないが,年明けの本選考に参加する場合のスケジュールの順番で説明していきたいと思います.

インターンシップ参加についてですが,
25卒以降は「一部のインターンシップの評価を選考に使ってもいい」と認められたので、サマーやウィンターインターンシップに参加することがより一層大切なんじゃないかなと思います。
また、噂によると選考の早期化がまだ起こっているようなので、
以下のスケジュールより1か月早く取り組んでもいいかもしれません。

就活の全体的なスケジュール

サマーインターンに参加する場合

4月には就活を始めることをお勧めします。就活スケジュールの早期化によって、3月スタートでもいいかもしれません。

~大まかなスケジュール~

~具体的なスケジュール(サマー参加の場合)~

【4月】
自己分析をスタート.過去を全て振り返り深掘りする.
・マイナビ,リクナビ等に登録.プレエントリーをする.
・業界地図や四季報を購入.興味のある業界をピックアップしておく.
 (とりあえず,専攻分野に関係するところから.それ以外も見ておく)

【5月】
・自己分析をある程度終わらせる。自分が将来やりたいことを仮決めする
・他の人に自己分析の結果を共有し、さらにブラッシュアップさせる。
・ガクチカと自己PRのテンプレ(300字と400字)作成
・LabbaseやTech offer などのスカウト型サイトにプロフィールを登録。
・研究概要(A4 1枚)作成。
・エントリーできるところはとりあえずまとめてエントリー
(50~100社くらい)
・マイナビ、その他のオンラインの合同説明会に参加、興味のある企業についてぼちぼち調べ始める.企業によってはインターンシップ説明会もやっているので,できるだけ参加しましょう.
この時にできるだけ会社に関する情報を集めておくことが大切です.
(特にホームページに載っていない情報)

6月:
・インターンシップのエントリースタート。ES提出、web テストラッシュ

(一気に 10 社ほど出さなければいけないため苦労しました。)
・インターンシップ説明会に参加
(企業主催でもオンライン合説でもなんでも)

7月:
・インターンシップ選考の面接ラッシュ
。週に1回は面接がありました。
・One career とキャリセンで面接対策,模擬面接。
(7月末までに8月と9月開催の対面インターンシップの結果が出ていたと思います。)

8月~11月:
・対面,オンラインインターンに参加.質問しまくる.
・8月中に〆切のある9月10月開催のインターンにエントリー
・説明会、インターンシップに参加。
この時にいかに多くの企業について情報を集められるかが大切です。
できればネットに載っていない情報を仕入れましょう
(実際の働き方,制度,社風など)
この作業が内定先を決める際の判断材料となります.openwork やライトハウス等で福利厚生、残業時間といった、説明会では聞きにくいことを調べておくのもおすすめです.

12月:
★一部企業で本選考が解禁されます。今までと打って変わって緊張感のある時期に突入するかなと思います。本命企業があれば受けておきましょう。

※一応24卒の時は
三菱ケミカル(事業会社のほう),キオクシア,DNP,JSR,日本触媒,日産化学(研究開発),ダウケミカル日本,住友ベークライト,UBE三菱セメント,太陽ホールディングス,荒川化学工業
等が本選考スタートしていたと思います.

・できるだけ多くのインターンシップや説明会に参加.

1月以降:
★インターン経由の早期選考が始まる(年始にES提出・面接もぼちぼち)

★多くの大手企業で本選考のESラッシュ、本選考を狙っていくならここが正念場。10~20社近くの企業研究やES提出をこなさなければいけないので負担はかなり大きいです。寒い時期も重なるので,結構メンタルに来ます.
ひたすらES提出、webテスト、面接をこなします。早ければ1月~3月に内定がでます。

(※日系メーカーの場合、大部分が年明け以降に本選考があったので、年内に内定が出にくいんじゃないかなと思います。実際に僕も年内に内定は1個もなかったので。なので、年内内定しないからといって焦る必要はないと思います。)


サマーに参加せず、本選考をメインで就活する場合

理系はとにかく忙しいので、サマーに参加できない人もいるかと思います。が、特に問題はありません。選考の優遇の恩恵は受けられない可能性が高いですが、準備さえしっかりしておけば選考の優遇がなくても本選考で十二分に戦えます。ただ、12月の本選考から参加する場合、最低でも10月末までには準備を開始するべきだと思います。自己分析に思ったより時間がかかります。

大まかなスケジュール

本選考から就活を始める場合のスケジュール

具体的なスケジュール(本選考から参加の場合)

12月末までに
・★★★自己分析を完璧にする.将来やりたいことを仮決めして,腹落ちさせる.キャリセンの人や友達と話して深堀りしておく.
・自己分析の結果をもとに,ガクチカ,自己PRを400字で作成する.キャリセンで添削してもらう.
・研究概要(A4および文章で400字)を作成する.キャリセンで添削してもらう.
・作成した自己PR等を使い,★スカウトサイトに登録しておく(Tech offer と labbase)
・webテスト対策,(SPI 玉手箱)をやっておく
・マイナビやリクナビから興味のある企業を一通りエントリーする(体感100社くらい)
・★★★説明会や,選考無しのインターンシップにできるだけ参加し,企業の情報を集める.
・★★★同時並行でインターネット(openwork, ライトハウス, 企業ホームページ)や業界地図,業界本を活用し,企業について調べておく
・★★★新聞を毎日読んでおく

とりあえず、
・自己分析
・企業研究(説明会,インターン,座談会,ネット,書籍等)
・新聞を読む
・SPI対策

ことを優先事項にしてもらえればといいかと思います。

※自分のやりたいことを実現できる企業はどういうところかを常にイメージし続けることも大事だと思います.

12月
★一部企業で本選考が解禁されます。今までと打って変わって緊張感のある時期に突入するかなと思います.本命企業があれば受けておきましょう.
特にES作成や面接対策は少なくとも提出日の2週間前から取り組み,キャリセンで添削や練習を受けましょう.

1月以降
★多くの大手企業で本選考のESラッシュ、本選考を狙っていくならここが正念場。10~20社近くの企業研究やES提出をこなさなければいけないので負担はかなり大きいです。ひたすらES提出,webテスト,面接をこなします.これを納得内定するまで続けます.できれば6月末までに決着をつけるといいのではないかなと思います.院生は研究もやらないといけないと思いますので.

このように,結構タイトなスケジュール感でやることをこなす必要があります.それでは以降から,これらやることを具体的にどうやって進めていくのか,詳しく説明していきます.


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