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子どもは親の経験していない未来を生きる(2通目)

こんにちは!
note2通目です

子どもの力を伸ばす早苗メソッド
広めてる、さなえ先生です

子どもの笑顔と力を伸ばす、大人の在り方を発信中!

今日は2回目のシェア
読んでくださってありがとうございます

これを知ってる大人が増えるととっても嬉しいです!

①心配より信頼のエネルギーを向ける

②子供が失敗した時の問いかけが大事!
※答えは子どもの中にあると信じてますか?

③「あなたが」ではなく「わたしは」どうなのか、を語る


前回の①のところの補足です

子どもの目の前の人が
その子をどういう認識で見つめるかで
その子が発揮できる力が違ってくる!

これ、ほんとにそうなのです。
教室で全員の前で実験しても大人でやっても
同じ結果が出ます。
大事なところなので
再度❤️

ピグマリオン効果

って聞いたことありますか?
心理学の本などにも良くでてきてます。

ピグマリオン効果とは
ピグマリオン効果とは他者からの期待によって成長が高まる現象です。アメリカの教育心理学者ローゼンタールが発表したことから、「ローゼンタール効果」「教師期待効果」とも呼ばれます。
ピグマリオンとは、ギリシャ神話に出てくる彫刻家の名前です。ピグマリオンは自らが彫った女性像に恋をして、人間になってほしいと願い続けた結果、女神が女性像に命を吹き込み、人間になったと言う神話が、ピグマリオン効果の名前の由来になっています。
ゴーレム効果との違い
ピグマリオン効果と対になる現象としてゴーレム効果があります。ゴーレム効果とは、周囲から期待されていない人物の成績や成果が平均値を下回る現象を指します。
わかりやすく言うと、他者に結果を出させるのがピグマリオン効果、他者に結果を出させないのがゴーレム効果です。
indeedキャリアガイドより引用

ただ、
過度の期待をかけることとは
違います。

心から子どもの中に眠る力を信じる

ということなのです

どの子も親の期待に応えたい

と心の底で願っています。

でも思春期になると
自分にできること、できないことが、
はっきりしてきて
自分の力の限界みたいなものや、
得意、不得意などを
感じ

親の期待に応えられない自分に
イライラすること
結構
あるのです。
(主として勉学や進路の面が多いかと思います)

大人が信じて、子どもを見つめるのは

その子の中に眠る力が
絶対にある
その子自身が
その子を活かす力が絶対にある

お前は今もこの先も絶対に大丈夫だよ

と信じて
見つめることです

自分自身を振り返って考えてみても
この人から絶対的に信頼されている
という実感があると、
なんとしてもやろう、信じられてるから
今よりがんばって喜ばせよう、という
やる気のようなものが湧いてくるし、
あんまり周囲は自分のことをよく思ってないよね、という場所に居たら、
そんなにやる気持ちにならない
というようなものではないかな?

周りの人が信じるのはまず

その子の中のいのちの力

そうすると、
不思議と
いろんな面で能力を発揮するようになります。

また、
脳が限界を設定しているから
そこを越えられない
ということもあります

その子自らが思い込んでいた
「無理」という設定が崩れると
えーっというほど案外簡単に
いろんなことが突破できます
その「無理」という設定は
往々にして、
それまでその子が目にしたり、耳にしたりした
ことでできてることが多いです
根拠のない「無理」
やったことのない「無理」
自分には「無理」
の思い込みなのです。

例「カマス理論」
透明なアクリル板を置いて育てたカマスは
そのアクリル板を取り除いても
その向こうに行くのが無理だと思い込み
その先に行こうとしない。

これを脱却するには
アクリル板のない環境で育ったカマスを
1匹入れて、自由に泳ぎ回るのを見るだけで
アクリル板の呪縛にいつのまにかかかっていた
カマスは自由に泳ぎ始める

アクリル板が本当はないのに
あると思い込んでしまっているため、

その先に行ける力を
本当は持っているのに
ないと思い込んでいるため、

力が出せないでいる

そういう例を
高校生でいっぱい見てきました

子どもの周りで、
アクリル板
作っていませんか??

教室の中に、
家族の心の中に
自分が安心して居ていい
居場所がある、と感じると
自分から積極的に動き始めます
(物理的な居場所以上に
 自分は信じられている、
 応援されている、という心の安全基地)

子どもが小さい頃は
悩まなくてよかったことが、

学校に通うようになると
どうしても数字で成績などが
出始めると
心配になってしまう方もいらっしゃると思います

でも大丈夫!

それはものさしの一つでしかありません

数字で戦える子は
数字で戦って自分のできる能力を伸ばすの〇!

その一方で数字にならない能力も
ありますよね

わたしは毎日生徒の清掃時間のちょっと前から
教室に行って掃除が終わってもずっと眺めるのが大好きでした

日ごろじっと座っている時はわからないけど、
意外な子が進んで
重い教卓を運んだり、

自分の範囲でないところまでよく気づいて
動き回ったりする子たちの姿が
よく見えます

そういう子は
子ども同士もよく見てて
やはり
自ら進んで働く子は
周りから信頼されてるなー
と思いました。

助けが必要な仲間に声をかけるのが
超絶うまい子もいました
わたしも見習いたいくらいでした!

子どもは小さい頃から
見てきた世界が当たり前になるようです

毎日玄関の靴がきちんと片付いている家で育った子は
それが当たり前
だから
靴をキレイにしなさい!
なんて言わなくても
自然とスリッパを並べ直したりという行動を
自分からします

よく本を読む大人がそばにいる子は
本を自然に読むようになったり

私たちはつい
教えよう!
とするけれど(教化)

子どもが見て
自分から身につける(感化)
の力の方が

強いのではないかなーと思います。

思春期は
今まで出逢ったことのない
自分の中から来るさまざまな感情や
身体(性)の変化や
自分が思い通りにできないイライラ
なんかが【じわじわ】または【バーン】と出てくる時です

子どもは大人以上に不安で
迷っています

目の前の大人は
ズドンと大きな
大木のように

子どもが疲れた時
ほんとに困った時
頼れる存在でありたいなー
と思います!

子どもは親の経験していない
未来を生きます

どんな未来が変化しても
自分自身を信じてくれた存在に感謝しながら
他者の存在にその感謝を
送れて、他者の力を信じられる経験を

周りでサポートできる人がいるうちに
させときましょう!

無敵です。

無敵とは
誰よりも強いのではなく、
敵がいない(みんなの力を信じ味方にしちゃう)

最強です✨

↑この人のようですね😊


先日、思春期のお子さんを持つ
お母さん方とお話しする機会を
いただけました

思春期になった頃からお子さんの
様子が変わったのを
これでいいのかなー
って思っているというお話でした。
話ししていくうちに

「新しい視点ができて、
 子どもとの関係を今までより
 俯瞰して見れそうです!
 ちょっと楽になった」

と言っていただき、
本当に嬉しかったです😊

もし、個人的に何か聞いてみたいことが
ありましたら、
こちらの方にお願いしますね。

子どもの笑顔と成長が大好物❤️
さなえでした!!ばい👋

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