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【#36】最近仕事をして思うこと

このnoteで何度か話してはいるが、僕は現在「業務委託」という形で働いている。親の会社に役員として席を置いてはいるが、実態はフリーランスとなんら変わらない。税制上のメリットや社会保険が少し融通が効くぐらいだろうか。

フリーランスとして活動していると、会社員の頃にはなかった「キャリアの不安」がつき纏う。「この仕事スタイルのまま突き進んで良いのだろうか」「収入源をもっと増やした方が良いのではないか」「やりたいことに時間を使ったほうが良いのではないか」などだ。

まぁこれら悩みの大半は「お金」があれば解決する。食うに困らないお金があれば、自分のやりたいと思ったことをいつでもできる。しかし現状は「ライスワーク(飯を食うための労働)」をしている。

もちろんそれも必要なことではあるし、誰かの役に立っているので良いのだが、1回限りの自分の人生、やはり「ライフワーク(人生をかけてやりたい仕事)」に取り組みたい。今やっている仕事をライフワークへ昇華できればよいのだが、そうは問屋が卸さない。

なぜなら自分のやりたいと思っていることと、顧客が望むことが一致することはそう多くないからだ。だからこそ多くの人は、やりたいことをプライベートや副業で行なっているのだろう。僕も父親から「給料は我慢料」なんて言葉をよく言われていた。

この父親の考え方は正直嫌いだし、目の前の仕事を「自分のやりたい方向へ持っていく」努力が大切だと思っていた。しかし仕事で負荷がかかると、こんなことを考えている余裕などなくなる。できることならこの仕事を辞めたいと思う瞬間はあるが、そうはいっても目の前の生活がある。

「仕事なんて選ばなければいくらでもある」という考えもある。だが「一時的に嫌なことがあったら逃げる」という悪い癖がついてしまうと、職場や仕事内容を変えても結局同じ問題に突き当たることになるので、根本的な解決にならない。

仕事なんてやっていれば「自分の納得のいかないこと」「理解ができないこと」は必ず起こる。そんな定期的に起こるイベントで一喜一憂している自分が本当に情けない。

相談できる人がいれば良いのだけれど、周りは会社に勤めている人が多く、業務委託で働いている自分とは状況が違い過ぎるので、的確なアドバイスをもらうことができない。

同じフリーランスの方々との繋がりがあれば相談の1つでもできたかもしれないが、ここ1年は今の仕事にしか目を向けていなかったため、詰まった時の相談相手がいない。これは完全に自分が悪い。

以上のことから、最近はフリーランスの方々との交流を増やすために、色々な集まりに顔を出すようにしている。またここでの繋がりが、今後仕事に繋がっていくこともあるかもしれないので、そういった意味でも活動を始めている。

仕事が上手く進んでいる時は、忙しくても特に問題ない。しかし仕事には波が必ずあり、良い時期と悪い時期が交互にやってくる。

今後も悪い時期が来たらきっと落ち込むとは思う。しかしこれを年に数回起きる「発作」的なものだと割り切ることにした。「あぁこの時期がきたか」くらいに思えるようになれば、少しは楽になるだろう。

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