僕が職場の後輩に奢り続ける3つの理由
(読了時間:約2分)
・日頃の感謝を込めて
・自分の「良い口コミ」を集める
・人生の「投資」
日頃の感謝を込めて
現代の飲食店事情は「人材不足」が最大級のトピックとなっています。
過去の「ブラック企業」イメージの浸透具合が予想以上に充満しているせい、および、他の仕事の報酬(主に給料)が比較的高額という背景もあり、非常に厳しい雇用状態にあります。
(かくいう弊社も決してホワイト企業とは言い難いのですが笑)
そんな現実の中、味方となって手となり足となり働いてくれているメンバーにたいして僕は最大級の賛辞を贈っています。
言葉ではもちろんですが、目に見えることでも「ありがとう!」の気持ちを伝えたい。
これは偽善でも何でもなくシンプルに本心です。
じゃあ僕に出来ることって何だろうって考えたときに真っ先に浮かぶことはひとつです。
それは、「美味しい、楽しいプライベートタイムをプレゼントすること」です。
「金で解決!」だなんて考えていませんが、金で多少気持ちをダイレクトに伝えることはできると思っています。
僕も20代前半の時は先輩やお客様のお金でさまざまな遊びとさまざまな素敵な食事、時間をいただいてきました。
その恩は今も忘れていません。
(数百万円分はご馳走になってきたと思います)
そして、その時の経験が今の自分を作ったといっても過言ではないと思っています。
だったら「自分も同じことを出来るかぎりしてあげたい」という気持ちで、どこか楽しい場所や美味しいご飯をたべさせてあげたいなってわけですよ。
難しくない、自分に素直な気持ち。
自分の「良い口コミ」を集める
腹黒く思われるかもしれないですけど、やっぱり自分の評価は高いに越したことはないじゃないですか?
「仕事ができない」
「ケチ」
「気分屋」
こんなレッテルを張られて生活するのなんてまっぴらごめんなんですよね。
他店の後輩によく誘われて話を聞く機会があるのですが、だいたい上記の内容で後輩たちが悩んでいるわけです。
ていうか、他店の僕に自店の事を話してくれるってこと自体がその子たちに僕が「認められている」ってことだと思うんです。
自慢に聞こえるかもですが、実際にそうじゃないですか?
相談ってどんな人にしますか?
「信用している人」ですよね?
その「信用している人」にノミネートされたのなら、その賞をきっちり確約させたいんです。
お金で手に入れるものではないかもしれません。
でも、ちょっとした金額でその賞を確固たるものにできるのであれば僕は安い、いや、むしろ高価なものを買ったのと同じくらいの価値があると考えています。
若いメンバーにとっての数千円は貴重な金額です。
実際の懐事情は火の車状態ですが笑、僕の良い「口コミ」を得るためと思えばお金なんてぜんぜんどうでもいいんです。
身近な人から味方にしていけばいつか必要な時に力を貸してくれる、そう信じています。
どこぞの誰かもわからない人にはなかなか本音は話しずらいと思うんです。
人生の「投資」
人からの信用以上に価値のあるものはないと思います。
「気前のいい上司」ってだけではもちろんいけないことはわかっています。
仕事が出来て、尚且つ面倒見がいいからこそお金を使った時の威力が増すので。
そこを踏まえてお金を使っているのであれば、それはもう自分の人生への投資です。
「将来何か返せよ!」なんて思ってないですよ?
(ま、少しは思っていますけどね笑)
長い目で見て、奢る価値のある後輩であるのならば積極的にその子たちに投資気分でお金は使っていきたいと思います。
現場でのハイパフォーマンスを期待しているところもありますが、せっかく関係を持った仲間です。
将来、才能を発揮して大成してもらいたいわけです。
その些細なきっかけとして僕と働いた時間がおいおい輝けばいいなと願うばかりです。
結局は「自分の為ため」かもしれないです。
でも、それだけじゃない気持ちも抱えた状態で日々の生活を過ごしています。
僕のお金はみんなのために。
自分のためにはいいだけ使ってきたので。
でも、最後は「自分の為だったな」って思う日が来る気しかしないんですよね。
「これは投資か?」っていつも念頭に置いてお金を使うこと。
これからより強く意識して生活していきます。
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