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本屋で買うつもりの本を買わなかった話

昨日のnoteでは、本の雑誌社の『文庫王国2025』を紹介しました。

今年出た文庫本を特集した雑誌で、たくさんの面白そうな本が載っていました。

ちょうどVポイントが貯まっていたこともあり、近くのTSUTAYA書店で文庫を買おう!と意気込んで向かいました。
お目当ての本はこちら。

一枚の絵画をめぐる恋愛小説で、5つの話からできている短編連作だそうです。
以前から表紙に惹かれて気になっておりました。
それが『文庫王国2025』にもチラッとだけ載っていたので、せっかくポイントもあるし、これを機に買おう!と本屋に向かったわけです。

ポイントは1,000円分以上あり、もう一冊買おうかなとさらに本を物色します。
そこで見つけたのがこちら。

先日行った文学フリマで、友人が書いた本に載っていた作家さんの本です。
なんでもゆるいエッセイが素敵なんだとか。
確かに立ち読みすると、なんとなく楽しく生きていればいいんだというようなことが読み取れます。

これは読みやすくて、肩の力が抜けそうで、通勤電車で読むのにちょうど良さそう!
そう思って購入を決定。

じゃあ2冊の本を持ってレジに向かうのか?
そうはなりませんでした。

なぜなら2冊一気に買うと、どっちの本を読めばいいかわからなくなって、結局どっちも読まないなんてことになりそうだから。

何を言っているんだと言われそうですが、私は真剣です。
読むつもりの本は最小限にしておかないと、逆に全く読まなくなってしまう性質があるんです。

それに今日買うのを1冊にしておけば、また本屋さんに来る理由ができるじゃないか。
今日買った1冊が読み終わったら、また次の1冊を買いに本屋さんに行こう。
その方が楽しみが増えるぞ。

真剣にそう思って、結局買ってきたのは『知の整理術』1冊。

ん?
なんか変な感じ?

まぁそんなこともあるよね。
もともと気になっていたのは『赤と青のエスキース』。
それを買いに行ったつもりが、別の本を1冊買って帰ってる。

こんな結末ですが、帰りの電車では『知の整理術』を楽しく読んでいたのですからいいでしょう。
そして読み終わったらまた本屋さんに行こう。

次こそは『赤と青のエスキース』を買えるかもしれないし、やっぱり他の本に浮気をしているかもしれない。
読みたい本は山ほどあるんだから、その時の気分で本を買えばいいよね。

育児休暇から仕事に復帰して、自由時間は減ったけど1人で行く本屋タイムは増えたので、そこはとっても満足しています👍

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