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武器になる哲学:山口周

今回貪った本→https://amzn.asia/d/9vPEID2

哲学を学ぶと「役に立つ」とか「カッコいい」とか「賢くなる」ということではない、哲学を学ばずに社会的な立場だけを得た人、そのような人は「文明にとっての脅威」、つまり「危険な存在」になってしまう

ん〜これは良い本だった。
哲学書というと、読了するのに相当な時間と体力が必要で結構ためらってしまう人も多いはず。途中でギブアップする確率高いし。。

そんな中、歴史上の名だたる哲学者たちの「知」をセレクトショップのように羅列し、その都度、著者による丁寧な解説がなされる1冊。どのページを開いても読めるから、ふとした時に読み直すのにも適してるかと。

というのも、歴史を超えてきた偉人たちの「知」というのは、読んだその時は「まあこんあもんか」とか「言ってることはわかるけど、、、」で終わることがあったとしても数日、数ヶ月、数年後にふと「ああ、このことか」と蘇る。突如しっくりくる。そういうものだと思うから。そういう意味で一度読んでハイ終わりではなく、末永く付き合っていける本だと思う。

というわけで、冒頭の引用した文章を読むとわかるように、社会で生きていく上で身につけておいて損はない哲学が飽きることなく学べる1冊です。

こういう本を読んで賢くなった気になることもたまには良いもんだと思います。

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