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\おうちで美髪改善/ 身近なところから始めてみよう!美髪習慣 | 美容室 恵比寿 OrB 髪質改善

※2022年11月更新済み※ この記事は約6分で読めます。

こんにちは。恵比寿OrBのナカセコミユキです。フリーランスでヘアデザイナーをやっています。東京では雪が降ったと話題ですが、私はタイミングが合わず、気づいたときにはほぼ雨の状態でした⛄

さて、正しいシャンプーのやり方を知っている!という方は、意外と少ないかもしれません。美容師さんと同じようなシャンプーをすることは難しいですが、ちょっとしたポイントを意識するだけで頭皮や髪のコンディションは変わります。

■美髪改善習慣■ 正しいシャンプーのやり方を覚えて少しづつ実践してみよう! | 恵比寿 美容室 OrB 髪質改善

「シャンプーに時間をかけていられない」という方は、意外と多いかもしれません。ボブくらいの長さであっても、シャンプーを3~4プッシュ使うのが癖になってしまっているという話も割とよく聞きます。
しかし、シャンプーを多く使って泡をたくさん立てたところで、きれいに洗えているのか?という部分には疑問が残ります。頭皮トラブルを避けるためにも、シャンプーの正しいやり方を何となく把握しておくのも大切なことです。

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1.シャンプーのやり方を見直してみる

シャンプーの適量は髪の量や長さだけでなく、頭皮のコンディションによっても違ってきます。中には、何となく「これくらい使っておけば安心」という感覚で決めている方もいるかもしれません。

季節の変わり目になると、すすぎ残しが原因とみられる頭皮トラブルを起こす方が多くなります。シャンプーを変えたわけじゃないのになぜ‥?と思うかもしれませんが、寒暖差のある季節は体の免疫が下がるため、肌もいつもより敏感で刺激を受けやすい状態にあります。

フェイスラインに炎症や発疹が出る方は、下を向いてシャンプーしているケースが大半です。逆に、上を向いてシャンプーしている方は、襟足部分の肌荒れが起こりやすくなります。

このようなトラブルの原因として、真っ先に考えられるのがシャンプーやコンディショナーのすすぎ残しです。全体をすすぎ終わった後に、最後の念押しとして、もう一度フェイスラインや襟足ををしっかりすすいであげれば症状は緩和できるはずです。

また、洗浄力の高いシャンプーの使用も頭皮トラブルの原因につながります。ドラッグストアで気軽に購入できるコストパフォーマンスの高いシャンプーは、洗浄力が高すぎたり、シリコンを含んでいたりするケースが珍しくありません。

年齢を重ねるにつれ、お肌が敏感になるのと同様に頭皮もだんだんとデリケートな状態になっています。美髪改善の第一歩は、頭皮の健康を保つことからはじまるといっても過言ではないかもしれません。

2.シャンプー前にお湯だけで洗う“プレーンリンス”を念入りに

シャンプーを使って洗う前に、しっかりとお湯で落とせる汚れは洗い流してしまいましょうプレーンリンスとは、すなわち“湯シャン”のことです。皮脂やスタイリング剤など油分以外の汚れはお湯できれいに洗い落とせます。

なお、少し前に湯シャンが髪や頭皮にいいと話題になりました。しかしお湯だけでは油分が落とせないため、頭皮から分泌された皮脂が残って酸化し、気になるにおいの原因となってしまいます。

また、古くなった皮脂が蓄積して毛穴を詰まらせてしまうと、抜け毛が増えてしまうなどのトラブルが起こります。そのため、湯シャンはすべての人に合うとは言い切れません。自分の体質に合うかあわないかを見極めることが大切です。

皮脂の分泌が少ない方は、それだけ皮膚のバリア機能が低くなります。トラブルを悪化させてしまうケースでよく耳にするのが、フケが気になるからとスキャルプケアシャンプーを使ってしまうことです。

本来のスキャルプケアとは、頭皮の油分と水分を適正なバランスに整えてあげることが目的なのですが、スキャルプケアシャンプーの多くは洗浄力が高い処方になっています。

そのため、皮脂の少ない方にとっては、さまざまな頭皮トラブルを引き起こす原因になってしまいます。フケは皮膚の自然な代謝によるものです。きちんと洗えていないことだけが原因ではありません。

頭皮に何らかのトラブルが出た場合には、今使っているシャンプーを今一度見直してあげるようにしましょう。また、シャンプーの頻度も頭皮のコンディションに合わせて調節してあげたほうがいいケースもあります。

頭皮のベタつきやかゆみが気になるのであれば、毎日シャンプーを使って洗ってあげるのが理想です。逆に、頭皮が乾燥してピリピリとした刺激を感じるときには、湯シャンの日とシャンプーを使う日とを交互にしてあげると改善する場合があります。

髪と頭皮によい成分でつくられたシャンプーは、それなりに高価かもしれませんが、プレーンリンスをしっかりすればシャンプーの使用量は少なくて済みます。

頭皮は意外と鈍感なので、赤い発疹ができていたり、出血したりしていても、本人は気付いていないケースが珍しくありません。何か心配なことがあれば、担当の美容師さんに聞いてみるとよいでしょう。

3.シャンプーは手のひら全体から指先まで伸ばしてから馴染ませる

丁寧にプレーンリンスをしたら、シャンプー剤を1プッシュ手に取り、手のひらと指全体に行き渡るようしっかりと伸ばします。頭の両サイドから髪をかき上げるようにして指を通し、地肌を軽く手のひらで押さえるようにしたら、大きく円を描くように動かして泡立てましょう。

行き渡らない部分があれば、シャンプー剤を1~半プッシュ追加し、同様に泡立てをします。このやり方だと、短時間で広範囲に泡を行き渡らせることが可能です。ちなみに私のお客さまの中には、泡立てネットを使っている方がいて、アイデアだなと思ったことがあります。

アウトバストリートメントのヘアオイルやワックスを使っている場合、ほとんど泡は立ちません。そのときは、シャンプーを足すのではなく、一度流してからシャンプーし直す方が、結果的にシャンプー剤を多く使わなくて済みます。

\ズボラさんのための時短テク/
シャンプーなんて泡立てたら流せばいいんじゃないの?!といった意見も割とよく耳にします。本当は、頭皮とお顔は同じものとして考えてほしいところなのですが、毎日忙しすぎてお風呂タイムは全部で5~10分!という方も中にはいらっしゃいます。

時間の使い方ってとても大事なので、そのような状況もよく理解できます。ですので、頭から否定するわけではありません。しかし、シャンプーにかける時間が数分だと洗い切れていないのが現実です。

正しい手順で丁寧にシャンプーした場合、急いでも10分~15分は必要です。時間が取れないようであれば、泡立ての時にトップ☞サイド☞襟足☞生え際を泡立てると同時に大きな円を描くように指を通してしまい、シャワーで流すときに指の腹でくまなく擦り洗いしてあげれば、かなり時短になるはず。

\やっちゃダメなこと!/
ロングの方は、シャンプーのときもタオルドライのときも絶対に髪同士をこすり合わせないようにしてください。髪は、濡れているとき、キューティクルが少し浮き上がっている状態になっています。

このデリケートな状態で髪の毛同士をゴシゴシ擦りあわせてしまうと、キューティクルが剥がれたり傷ついたりしてしまい、ダメージにつながります。
頭皮から外に出た髪は代謝できない細胞です。

そのため、損傷したキューティクルが再生することはなく、ダメージはどんどん進行していくばかりになります。毛先に付着した汚れは、手ぐしで泡を通せば十分に洗い落とせます。

タオルドライの際は、指先を地肌に当てるようにして少し力を入れ、頭皮の水分を拭き取ってあげたら、毛先はタオルでくるんでギュッとつかむようにして水分をタオルに吸い取らせるようにしましょう。毛先にタオルをぐるぐると巻き付けて、強くねじるのも、絶対にしないようにしてください。

■美髪改善習慣 おまけ■ 敏感肌の私が愛用しているオーガニックシャンプー“Villa Lodola(ヴィラロドラ)”

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~真のオーガニックシャンプー~ 季節の変わり目をトラブルなく乗り越えられるようになった

私の敏感肌は20歳を過ぎたころからだんだんと顕著になってきました。化粧水や日焼け止め、リキッドタイプのアイライナーによりる肌トラブルからはじまり、30代半ばになると、毎日シャンプーをすると頭皮に触らなくてもピリピリとした痛みを感じるようになりました。

このとき使っていたシャンプーもオーガニック製品だったのですが、途中から処方が変わり、洗浄力の高い成分が含まれるようになったのをあとで知りました。

Villa Lodola(ヴィラロドラ)は、オーガニック認証機関ICEA(イチェア)の認証を取得しています。正規取扱い店でしか購入できな商品ですが、店舗はメーカーサイトにリストアップされています。だいたいの店舗では、事前に問い合わせをしておけば商品のみの購入でも対応してくれるはずです。

すすいだあと、髪と頭皮が気持ちのよいすっぴんの状態になることがしっかりと実感できます。敏感肌用のセンシティブシャンプーも用意されていますが、洗い上がりがさっぱりとしているため、カラーやパーマなどでダメージのある髪の場合、キシんでしまって少し洗いづらいかもしれません。

センシティブラインはボディソープとしても使用できるので、シャワージェルとして使うのもおすすめです。ちなみに私は、使う物すべてをオーガニック製品で統一しているわけではありません。

必要な部分だけにオーガニックを取り入れて、ケミカルな力が必要な時はケミカルなものにも躊躇なく頼っています。SDGsへの関心が高まるなか、まずは興味を持った分野から少しづつ取り入れて、柔軟に使い分けていくとよいのではないでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございました。



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