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後ろ髪を引かれる思い

 12月までの休職が決まると同時に、年度末での退職を決断しました。当然ながら、やり残したこともあります。退職を止める人や、1月からの復職を強く望む人もいます。今まさに、「後ろ髪を引かれる思い」を痛感しています。

ちょっと考えてみる

 屈強な人なら、髪を掴んでくる人を引きずって、強引に前に進むことができる。しかし、大半の人は、髪を引かれながら前に進むことはできない。すると、「髪を切る」か「引く腕を切る」ことになる。

 髪を自身から生えており、自身の所有物とも言える。切ってしまえば、誰かに引かれることはない。

 髪を「未練」とするならば、自身の中にある未練を切り捨てれば良い。やり残したことなど、さまざまな未練を「諦める」「やり遂げる」によって、髪を切ることができる。

 腕は他人なので、コントロールできない。どれだけ髪を切っても、掴んで、引こうとしてくる。髪を切って逃げ切れればよいが、そうでない場合は厄介だ。

 こんな時は、髪を掴まないよう説得するしかない。それでもダメなら、あらゆる手段で、問答無用で腕を切るしかない。つまり、相手との関係を全て断ち切るということだ。でなければ、永遠に追われ、自身が苦しむことになる。

切った髪はどこへ行く

 後ろ髪を引かれる思いがしたら、まず髪を切った方が楽だろう。自身で簡単に切れる。腕を切るよりも遥かに簡単だ。

 切った髪をどうするかは、相手次第だ。掴み続けるか、ゴミ箱に捨てるかは分からない。切った髪は自身の所有物じゃないので、どうなろうと構わない。

 大事なのは、切った髪を取り戻そうとしないことだ。そんなことをするくらいなら、髪が伸びるのを待った方が楽だろう。そしてまた、誰かが髪を引いてきたら切ればいい。

最後に

 抽象的な表現が多いですが、未練や後悔がある人や、一歩前に進みたい人たちのヒントになればと思っています。
 
 私もそろそろ髪を切ろうと思っています。

 休職中なので、散髪の必要性がないと思っていました。しかし、前髪が目に刺さって痛いので、切りに行きます。

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