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にーご欧州旅行〜成田から上海、そしてパリへ〜

この旅は準備不足のまま始まりました。

行きと帰りの飛行機だけ予約して、
あとは何も調べてない。
訪れる国は決めていても、
交通手段も宿も決めてないし調べてない。
そして調べるための海外でのネット環境も
用意していない。

そんな中でスタートしました。

=焦ってばかりの出発=

12月2日、私の旅はスタートしました。
前々日にスマホを洗濯機に入れてしまい、
新しいスマホを手にいれるために
搭乗に間に合うギリギリの時間まで
私は自宅最寄りのショップにいました。

家の最寄り駅からこんな始末。

結局着いたのは飛行機が飛び立つ
1時間前


国際線の手続きは2時間前から開始する
必要があるのが普通。

もう間に合わないかと思いました。

ダメ元で窓口に向かったら、
特に何も言われずOK

出発の10分ほど前にギリギリで
搭乗口へ辿り着きました。

窓口に赴く際、係りの人に
係「ビジネスですか?」
僕「旅行です!!」
係「ビジネスクラスですか?」
僕「・・・はい」

と答えてしまったのは恥ずかしかった。

結局通された窓口はエコノミークラス
でしたけれど。

=飛行機の中での出会い=

飛行機の中ではとある男性と
仲良くなりました。

きっかけは簡単なもので
揺れの激しい飛行機の中
僕は飲み物を飲めず
その男性は缶ビールをコップに注げず
「揺れがひどいですね」と話しかけた
ところから会話が始まりました。

「フランスのどこに行くんですか?」
「私はここで過ごすんです」
「それはいい旅になりそうですね」

そんなありきたりな会話を続けていました。
この方とはしばらく一緒に
行動することになります。

上の画像は機内食。
なぜか飛行機の機内食って
写真に収めたくなるんですよね。

=上海での暇な時間=

パリに向かう飛行機に乗るため、
乗り換えで訪れたのが
『上海浦東国際空港』
実は中国を旅行した際に利用した
空港でもあります。

この空港でトランジットのため
2時間弱を過ごすことになります。
この短い時間でも中国のお国柄を表すような
場面にいくつも遭遇しました

空港職員が休憩するのに、利用客の使う
ベンチに肘をついてスマホをいじっていたり

空港職員の対応が妙に無愛想で雑だったり

利用客への案内がフローチャートで
その辺に書かれていたり

マジかよ」と思わず言葉に出してしまう
場面が多々ありました。

パスポートの検査が割と緩いのに、
手荷物のX線検査がやたら厳しいのは何故?

スマホ、パソコン、充電器。
これらは全部荷物の外に出してないと
再検査を食らいます。
私は食らいました。

そして待合室の広さと設備の何もなさ

機能性だけを追求したらこうなるんだな
と言わんばかりの場所でした。

土産屋とトイレが一箇所ずつあるだけ、
店の飲み物は常温で販売。
そして当たり前だけど中国元しか使えない。
(クレカが使いたかった)

つまり
喉が渇いているのに飲み物が飲めない

なんとか給水機を見つけたのですが、
何故かぬるま湯か熱湯しか扱っていない
(冷水が無い)

日本との違いを思い知りました。
熱湯を使う理由はカップ麺のためでした。

こんな場所で飛行機の中で知り合った男性と
「暇ですね」と言いながら過ごします。

この後にようやく搭乗。
パリまでの約12時間の中で
映画『パディントン2』を観ました。

あとは大体寝てました。

=翼よ、あれがパリの灯だ!=

リンドバーグの言ったセリフ、
パリに着いた時にこれが
真っ先に思い浮かびました。

このセリフは後世の脚色らしいですが。

ずっと行ってみたかったフランス、
そこに辿り着いた時に思わず
涙が出たのを覚えています。

=パリは空港もオシャレ!!=

エスカレーターからしてこの作り。

さすがフランス!!」と
欧州童貞は勝手に納得していました。

正面から見るとこんな感じ。

壁に並ぶ間接照明が
華やかさと穏やかさを両立し、
暖かさをも演出することで
利用客が自然と利用できるような
そんな空間を作り上げています。

さらに奥に進むともっとすごいことになる。

空港ではなく宇宙港に来たかのような
未来感に、少年の心がワクワクしてました

男の人がこんな場所に来たら
ワクワクしない?しない??

ただし、トイレは鍵が壊れてました

直前でおっさんが教えてくれなかったら、
中の人と鉢合わせしてた

いろんなものが危なかった。

パリの到着まではここまで、
パリ市内の様子は後日掲載いたします。

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