金色の折り紙だけは使わないで
小さい頃折り紙買ったら絶対金と銀は使わず取ってた。
昨日の夜に久しぶりに折り紙入れみたいなの開けてみたんだよ。そしたら金と銀ばっか残ってたの。
あ〜あの頃は大切にしてたなぁって思ったんだよね。
今はあの頃ほどの価値は見出せないくらい大人になっちゃったのかなぁ。
金色の折り紙と同じようにね、小さい頃は色んなものが素敵でキラキラしててこれはとても大切にしなきゃ!みたいなのってたくさんあったよね。
3つ入りプリンの最後の1つだったり、湯船でタオルを使ってぶくぶくさせたり。
あのワクワクした時間とか気持ちって誰にも取られたくなくて誰にも邪魔されたくなかったりした。
今思ったらすぐ出来ちゃうことなんだけどね笑。
小さい頃は夢だったぐりとぐらの大きなカステラ?パンケーキ?だって作れちゃうし、ホールケーキを1人でスプーン使って直で食べれちゃう。
大人になるってこういうことなんだね。
少し寂しいな。
あの頃は気にしてなかった体重のために頑張ることだって、あの頃はチャイムがなるまで外で駆け回ってたのに今は何時までにこれを終わらせて何時からこれをしてって時間にとらわれることだって、大人になってくってことなのかな。
それだったら私は大人になりたくないな。
ひとつ思ってたのがあってね、成人式って大人になりましたよって区切りの式だと思うんだよ。
でもそれは年齢が大人になっただけで中身はチャランポランの遊び回ってる人がいたり、もう自立してちゃんと自分の生活費を稼いでる人だっているじゃん?
だからね、成人式っていう大人の仲間入りだけで中身まで大人になれるわけがないし、なりたくなかったりするんだよ。もちろんなりたい人もいるしなれてる人もいると思うんだけどね。
だから私はね、成人式があと何年か後にあるんだけどそれで大人の仲間入りはしたいけど中身まで大人にはなりたくないなぁ。
数字ばっかで見られる世界が当たり前だなんて思いたくない。
今日は天気がいいから気分も晴れるねって、
今日は少し気分が落ちてるからお気に入りのお洋服着ようかなって、
そうやって過ごしていきたいな。
金色の折り紙がいつまでも大切に思える人でありたい。
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