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「昭和のプリンアラモード」を博物館に展示するなら立候補したい~30年以上変わらぬ魅力~

こんにちは、はじめての方は、はじめまして。

本州でいちばん東にある街・岩手県宮古市、三陸鉄道の宮古駅から徒歩5分ほどのところで、「洋菓子・和菓子・パン」を扱う、小さな菓子店を営んでいます。

お店の名前は「西野屋」(にしのや)

当店の自己紹介記事はこちらです。よろしければ先に読んでいただけるとうれしいです。

今回紹介する商品は、もう30年~40年以上もずっと変わらない人気の「プリンアラモード」です。


■プリンアラモードって?

プリンアラモードは、日本ではじまった洋菓子で、プリンの周りにフルーツや生クリームをデコレーションした盛り合わせスイーツのことです。

いつ頃から始まったのか詳しくは私どもにももう分かりませんが、昭和の頃の、ちょっと特別な日の贅沢デザート、のような感じで、洋菓子店や昔ながらの喫茶店では定番メニューの一つでした。
西野屋でも、どのぐらい前からかもうはっきりと把握できませんが、おそらく30年以上前、40年ほど前から販売しています。その頃から、ほとんど内容は変わっていません。

■西野屋のプリンアラモード

当店のプリンアラモードは、シンプルに昔ながらの組み合わせとデザインを守り続けています。

洋食屋さんや喫茶店なら、器からはみ出すようにボリューム感たっぷりに盛り付けるところもありますが、当店の場合は、お持ち帰りのデザートですので、それはできません。一つのカップに収まるように工夫しています。

自家製プリンを中心に、生クリームとスポンジ生地を詰めて、フルーツは、ミカン、メロン、黄桃、パイナップル、サクランボです。

見た目、味ともに最初からほとんど変わっていませんので、結果としてなのですが、なんとも昭和感が全開な、懐かしくも変わらないデザインを守り続けていることになります。

余談ですが、クリームソーダなんかもそうですけど、どうしてピンクのサクランボが一つ乗っているだけでこうも昭和感が醸し出されるのか、とっても不思議ですよね!

いま最新の流行りなお洒落な感じのお菓子とは違って、豪華とか高級には見えないかもしれませんが、かえって、ここまでシンプルなプリンアラモードは、これ以上何も要らない、ちょっとずるいぐらいに完成されたデザインと美味しさをしているという自負もありますよ。

昭和のレトロ感あふれるどころか、これだけほぼ当時のままのプリンアラモードは、探そうと思ってもかえってなかなか簡単には見付からないものではないでしょうか。
ぜひ一度、食べてみていただきたいです。お持ち帰り商品ですので、宮古の本店での販売のみとなります。
岩手県宮古市にお越しの際は、ぜひ当店にお立ち寄りいただき、昭和のプリンアラモードをお試しください。

その他、商品の一覧はこちらです。


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