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管理職に求められるマネジメントの仕事

某企業の管理部門に勤める私が、管理職に昇格してから早数年、その中で数々の失敗を繰り返し、現在でも管理職として試行錯誤する日々を送ってます。そんな中で日々学んだ事をログとして書き綴り、これから管理職になられる方や、現在、管理職として奮闘されている方と意見を共有したり、仕事に役立つ一つの意見としてお役立ち出来ればと思っております。

一般社員から管理職に昇格した人が、最初に躓く壁は何か?それは仕事の質が全く変わる所にあるのではないでしょうか。

一般社員の仕事はプレーヤーとして、自分の職務をまっとうしていくことです。しかし、管理職に求められることは自部門のマネジメントを実施し、部門として成果を上げていくことが求められます。

「管理職になったから、他の社員の倍働いて成果を出さないと!」

という考え方は、まず管理職になったら1番に捨てないといけない考え方です。貴方が今まで1していた仕事を倍した所で、所詮成果は2なのです。

10人の部署があったとして、皆が1の仕事が出来るとします。そうすると、10×1で仕事の成果は10となります。ここで、管理職になった貴方が倍の仕事を頑張ったとします。仕事の成果は9×1+2=11の成果にしかなりません。

「管理職の仕事は部署をマネジメントすること」

管理職として、貴方がしないといけないことは、部署のメンバーをマネジメントして、より成果を上げることなのです。

10人の部署の1人のパフォーマンスを1→1.5に上げる。そして貴方自身の作業は1→0.5に減らす。そうすれば結果はどうなるか?

その答えは「9×1.5+0.5」の算式で導き出されます。答えは、14となります。

更に部署のメンバー各人のパフォーマンスを倍の2にすることが出来たなら、更に結果は変わってきます。「9×2+0.5=18.5」となり従来の10の成果に対して、8.5も多い成果を出すことができます。

要するに、部署のメンバーのパフォーマンスを上げ、多くの成果を出し、部署の生産性を上げることこそ管理職に求めらる仕事なのです。これは部署の大きさは関係ありません。会社全体を見る役職の人も、部下が数人しかいない小さな部署の管理職も、結論として目指す所は同じマネジメントなのであるということが言えます。

冒頭に書いたように、私も現在、管理職としてこのマネジメントと向き合って仕事をしています。そんな中で、このnoteに書いた事は、私の仕事のある種メモみたいな物です。そんなメモを皆さんと共有し、共感・お役立ちしていただけたらと思います。

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