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考えているようで考えていない時間

本を読んだりラジオを聞いたりしてる時、ふと意識が別の所に向いて、そのまま考え事に没入することがある。

本の一節とかラジオのワンフレーズとか、些細なきっかけで別のことを思い出して、そのまま全く関係ない事までいろいろ考えるのだけど、たいていあまり中身もないし、何を考えてたかもほぼ覚えていない。

だけど、その時はかなり集中していて、我に返った時に今考えてたことが口に出てなかったか心配になったりする。電車の中とか、1人で外を歩いてるときとかだと本当に一瞬ドキッとするほど。

考え事の内容自体は本当に意味がないけど、その謎の集中力がちょっと気持ちよくて気がつくと脳がちょっとすっきりしている。

何かのきっかけで連想ゲームのようにただ思考を巡らせているだけの時間がリフレッシュになる。

これが意識的にできれば「瞑想」なのかも、と思いつつ、「さあ、瞑想するぞ」と思ってもたぶんできないだろうなと思う。いや、覚えてなくても考え事はたくさんしてるから瞑想ではないのかな…。雑念は多い。

ぼーっとすることと考え事の狭間で、私は今日も無駄な思考を繰り返すけど、この時間が結構気に入っている。

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