【ゆる旅台湾】台北をひたすら散歩してきた
今回、台湾で一番やりたかったのが留学中によく行った場所や大学の近くをぶらぶらすること。台湾に行って散歩がしたかったのだ。
朝起きてホテルを出発して近くの飯糰(fàntuán)
屋さんで台湾のおにぎりを買う。
初めて食べた時は、おにぎりと聞いてイメージした見た目や味と全然違うし、しかも揚げパン入ってるしで意味が分からず、お世辞にも美味しいとは思えなかったのに、1年間の台湾生活を経てなぜかこれが大好きになった。
肉鬆(ròusōng)という、お肉で作った"でんぶ"と漬け物みたいな食感のある野菜、揚げパン、卵なんかが入っているのがスタンダード。私はこのお肉でんぶをお肉ではなく大豆ミートで作った素肉鬆(sùròusōng)に変えたものが気に入っている。普通のお肉のものよりも、なんとなく味がまろやかになる気がするのだ。
公園で太極拳をやるおじいちゃんたちを見ながら朝ごはんを食べ、通っていた大学へ。
ほぼ毎日お世話になっていた語学棟の入り口にあるカフェでお茶を買い、学生たちを眺めながらぼーっとする。
めちゃくちゃ傾いたテーブルで宿題をやってる男の子がおもしろかったし、教科書は開いてるのに母国語でのおしゃべりが止まらない女の子たちもかわいかった。
留学中の1年間は、自分でも驚くほど良く勉強したと思う。毎日朝から図書館に行きお昼を食べたら午後の授業。終われば夕飯。
文字で書くと退屈そうな1年間に見えるけど、海外の街で暮らして学校に通う毎日は刺激的だったし、あの1年は本当に貴重な経験ができた時間だったなと思う。
そんなことを思い出しながらただ座っているこの時間。台湾まで来て何もしてないこの時間もだいぶ贅沢だなと思うし、台湾の街に溶け込んでるような感じになんとなく嬉しくなる。
ゆったりとした朝の時間を過ごし、次はお気に入りの街に行くために地下鉄の駅へ向かう。
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