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【第34節G2感想】茨城ロボッツvs千葉ジェッツ

こんばんは🌝今日はバスケットLIVEで観戦したGAME2で、個人的に思ったことを綴ります🖊

試合結果

最後は4点差まで詰め寄るも敗戦...。出だしから終始茨城さんの展開でした。
千葉としては流れを掴みたかったものの、千葉が得点を決めれば茨城さんが決め、茨城さんが決めたあとに千葉が何とか繋ぐと、後手が続く状況。
茨城さん、良いチーム過ぎます!茨城さんのバスケットに、敵ながら途中ワクワクしてしまいました。茨城さんのオフェンシブなバスケット、勝手ながらスラダンの豊玉が頭に浮かんでました😅

勝敗を分けたポイント①:千葉のディフェンス戦略

千葉は今節スクリーンプレーに対してボールマンのディフェンスが下をくぐる、アンダーを採用していました。このディフェンスの主なメリット・デメリット以下です。

メリット:ミスマッチを作らせない
デメリット:プルアップショットを打たれやすい

解説の大宮さんが途中仰っていた通り、茨城さんはプルアップスリーの確率が低いというデータがあるようなので、スカウティングによりアンダーを採用したのだと思います。しかし、今節の茨城さんのシュートタッチには、正直メリットよりデメリットが上回ってしまったという印象です。高確率にショットを沈められ、ディフェンスが有効に機能していない時間帯が多かった気がします。

また、アンダー以外でドロップディフェンスを採用していた場面もありました。しかし、こちらもドロップしたディフェンスが中途半端な位置取りになっていたため、ポケットパスを通されて得点を許したり、ファールとなる場面が多かった気がします。

まとめると、千葉のディフェンスシステムを茨城さんが攻略し、それに対する千葉の修正が遅れたことが勝敗を分けたポイントの一つだと思いました。

勝敗を分けたポイント②:山口選手の活躍

ゲーム2でMVPを獲得する活躍を見せた茨城さんの山口選手。(筑波大時代から注目しており、未来の日本代表候補もあるなと思っていたので個人的には嬉しい...!)私が思う山口選手の魅力は以下3点です。

・日本人選手では貴重な長身ウイングプレイヤー
・ゴール付近まで持ち込める推進力
・高確率のショット

千葉にとっては厄介な存在だったと思います。サイズがあって推進力のある選手が茨城さんには、メイ選手、タプスコット選手と二人います。この二人には当然クックス選手やムーニー選手、またはアイラ選手がつきます。そこに山口選手が加わることは本当に脅威です...。山口選手には主に原選手がディフェンスしていました。もちろん原選手は日本を代表するディフェンダーであり、この試合も守備力を如何なく発揮してくれました。しかし、このマッチアップにはサイズとスピードのミスマッチが少なからず生じていたと思います。それを象徴していたのが山口選手のコースト・トゥ・コーストのバスケットカウントのシーンです。あれを決められた時は、悔しさと同時にバスケットIQも高い本当に良い選手だなと素直にリスペクトの気持ちが湧きました。

まとめると、茨城さんは推進力のあるウイング選手が充実しており、そこでミスマッチやディフェンスのズレが作られてしまったことが勝敗を分けたポイントの一つだと思いました。

※メイ選手の活躍にはあえて触れません。試合を観ていれば彼の勝利に対する貢献度は明らかだからです。正直、あれほど優秀な選手がシーズン途中で茨城さんに加入していたとは驚きです。一体、茨城さんのGMさんはどこでメイ選手をリクルートしてきたのでしょうか...?「もしかしたら我らが池Gより手練れが潜んでいるのでは?」と思ってしまいました😅

勝敗を分けたポイント③:富樫選手にオフェンスを偏らせた茨城さんのディフェンス

今節の茨城さんのディフェンスの印象は、「とにかく富樫選手を自由にハンドルさせない」でした。特にスクリーンプレーに対しては、ショウディフェンスを多く採用していました。これにより富樫選手得意のプルアップショットと、ピックアンドロールを封じて、千葉の得点パターンを減らしにかかってきました。

結果的に、富樫選手個人は36得点とシーズンハイに迫るスタッツを残しました。しかし、それを許しても勝ち切る茨城さんの戦術が素晴らしかったと思います。山口選手が試合後のインタビューで「4Qは疲れて点差を詰められた」のようなニュアンスの発言をされていました。その通りで、オフェンスがこれだけハイペースのチームが、激しいディフェンスも遂行すれば、相手は当然嫌だろうなと思います。

まとめると、茨城さんの富樫選手を自由にさせないディフェンスの戦略が勝敗を分けたポイントの一つであり、それでも36得点を奪う富樫選手は本当にスペシャルな選手だということです🙂

終了のブザー

千葉は今日のゲームで、またしても困難に直面したと思います。それは敗戦によるCS出場権争いの激化だけではありません。クックス選手の怪我による離脱やパフォーマンス低下の可能性です。既にスミス選手が欠場している中、クックス選手が続くとなると非常に厳しいです。それは残り4試合もですし、仮にCS出場が決まったとして、その後の戦いにも影響してくると思います。

今はまず怪我に対するケア、そして最悪の場合に備えたレギュラーシーズンおよびCSのゲームマネジメントを行い、チーム一丸でこの難局を乗り越えて欲しいです。乗り越えた先には、EASLや天皇杯制覇以上の美しい景色が広がっていると思います。それくらい今シーズンは物語のある心滾るシーズンだと、いちブースターの私は感じています😌

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