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専門家としてではなく、同じ経営者として語る【一色町商工会女性部セミナー】

毎年、お世話になっております西尾市一色町商工会女性部様からのご依頼で、講演をしてまいりました。

会員向けの資質向上セミナーとして、今回は、「中小企業経営者が学ぶべき電子帳簿保存法」がテーマでした。私は、電子帳簿保存法の専門家ではありませんが、実践的な対応方法をひとりの経営者の目線でお伝えしました。

いったい、国民にどのような効き目があるのかわからない法制度ですが、ルールはルールですから、できる範囲で守りましょう。また、この機会に、事務作業の運用を見直し、効率化をはかるきっかけとしてもよいのではないかと考えます。

正直な感想として、小規模事業者であれば、まじめに法対応して増加するコストと、対応せずにペナルティで課される税負担を比較すれば、後者の方が軽いのではないかと思われ、これがあまり積極的に対応したいと思えない理由です。

たとえば、紙の請求書がファイルに綴じてあり、これが紙で郵送されてきた請求書なのか、メールに添付されてきたものを印刷した請求書なのか、税務署の職員にはこれをひと目で見分ける異能力でもあるのでしょうか。

それでも、いまだに手書きの請求書を出しているとか、書類を紙のまま保管してダンボール箱に囲まれて仕事をしている人がいるならば、電帳法にかかわらず、この機会に見直すこともよいのではないでしょうか。

ところで、士業事務所向けに、すばらしい請求管理システムを開発しておられます。完成されることを楽しみにしております。

ぜひ、私の活動にご支援ください。より多くの方に優良なコンテンツをお届けするため、全力を尽くしてまいります。