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【レポ】初対面、10人の前で素っ裸になった話

こんにちは。お暇です。

無事昨日から復職しました。その反動からか、今日の体調がBADすぎて、オフトゥンの中でnoteを書いています。オフトゥンの中、絶対、安全。

今回は、昨年末参加した、摩訶不思議イベントについてのレポートです。

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出会ってしまった謎イベント


昨年末の私は、休職2か月目&冬季うつが重なり、精神状態がBADの極みでした。そんな折、たまたま見つけたFacebook広告。何気なく、クリックすると以下のような告知文が・・・。


イベントの翌日、参加者の方に、実際にこんなメッセージをいただきました。
「もう、昨日が楽しすぎて興奮して眠れず、そのまま仕事に行ったんですが、なぜかいつもより仕事がはかどりました」
また、別の方はこんなことを仰っていました。
「前回参加のときに、もっと綺麗に写りたいと思って、今回は3Kg絞ってきました」
そして、こんなメッセージをくださる方もいました。
「これって、セラピーなんですね。とても、気が楽になりました。自分に自信が持てるというか」
正直言ってしまうと、僕は、参加者の皆様に起きていることを、正確には説明することができませんでした。
今だってそうです。
なぜ、仕事が捗るようになったのか?
なぜ、ダイエットの効果があったのか?
また、撮られる女性は、セラピーと感じるのか?
そして、リピーターの方が異常に多いのか?
間違いなく言えることは、多く女性に、このイベントは良い影響を与えているようでした。
また、こうも言えるでしょう。
起きていることは、すべて正しい。
何が起きているのか、次はぜひ、皆様自身でたしかめてください。

イベント名は、秘めフォト。

常にフルスロットルで、様々な企画を仕掛けていく、天狼院書店が主宰しているイベントです。

自分の
自分による
​自分のためのSEXY

参加者自身も目にしたことのない、"自分史上最高にSEXYな一枚を"撮る、フォトセッション。

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参加への葛藤


👆のリンク先を見ていただけるとわかるのですが、参加者(被写体)の皆さん、結構脱いでるんですよね(笑) しかも美人。。。。

写真を撮ってくれるのは店主の三浦さん(男)。もちろん大丈夫とは思うけど。。。。

仕事も上手くいかない、人間関係も上手くいかない、自分の体型にも自信がない。。。ないないづくしの自分が、一番嫌い。

エーーーーーーーーーーーーーイ

と申し込んでしまいました。(チョロい)

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イベント当日


金曜の19:30。普通なら仕事後にパーッと飲みに行っている時間。ドキドキしながら、池袋のスタジオへ。

扉を開けると優しそうなお姉さん。今日のアシスタントをしてくれるらしい。そして坊主の店主・三浦さんの姿。

とりあえず案内された更衣室に入ると、すでに7-8人ほどいらっしゃる。もちろん全員初対面だし、1人参加の方がほとんど。

「全員揃ったら説明を開始しますので〜」と言われ、暫く放置されたものの、誰とどんな話をしていいかわからず、なんとも言えない空気感。

そうこうしているうちに参加者が揃う。この日の参加者は10人前後。

アシスタントの方からの注意事項が一通り終わると、最後に三浦さんから一言、「今はお通夜状態だけど、終わる頃にはもうめちゃめちゃハイになってるから!」と。

全力で「嘘つけ・・・」と思ったのは私だけではないはず。

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え、布やん


撮影は3パターン。最初の2パターンがカラー、最後の1パターンがモノクロ。衣装はスタジオに用意されているものを自由に使っていい。

衣装のイメージは、こういうセクシーキャミソールとか

一時期話題になった童貞を殺すセーターみたいなやつとか、海外のセクシーおねぇさんが履くガーターストッキングとか

とにかく!!SEXYな衣装しかない!!!もはや布みたいな奴もあるし!!!いつも!!!!無印&GUな私は!!!!動悸が止まらん!!!!(笑)

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いざ撮影


最初はドギマギ。

が、人間脱ぎだすと楽しくなっちゃうんですよね。(小学生)

いざ撮影が始まると、店主の三浦さんは、「めっちゃセクシー!」「今のポーズ美しいよ!」と、常に声かけしながら、バシャバシャと写真を撮ってくださいます。

さらには

もうちょっと背中反ったら、その綺麗な胸がもっと綺麗に見えるよ!!!

君の脚は最高の武器!ちょっと脚ずらしてみて!最高に綺麗!!

ちょ〜〜〜スタイルいいね!全身写真が映える!!!最高!!!

と、各参加者の魅力を捉えて、その魅力が最大限生きるよう、褒めながら撮影してくださるのです!!!!

そうなるともうみんなガンガン脱ぎ始める!!!!(笑) 

そして参加者もお互いに「セクシー!!!」「超きれい!!!!」「やばい!触りたい!!!(ダメ)」

ちなみに私は、脚にとてつもないコンプレックスを抱えているので、基本黒タイツ必須なんですが、

「脚、コンプレックスだから出したくないんですよね」というと、周りの参加者から「出しちゃいなよ!!!!もったいないよ!!!!大丈夫!!!!」と謎のエールをもらい、つるつるてんとタイツを脱ぎました。

超きもちよかった。

撮影が終わる頃にはパンツ一丁。

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自己肯定感とカラダの関係


秘めフォトが終わって数日間、惚けていました。あの体験は一体なんだったんだ?と。

そんな折、ふと、一説が頭に浮かびました。社会学者の岸政彦さんと雨宮まみさんの対談を収めた本。

3年前に読んだときから、ずっと心に引っかかっていた一文があります。

( 岸 )「顔が好き」「お前の体が好き」と言われた時に初めて、何もしなくても愛されることを実感できた、という話を聞いて、それはすごく正しいなと思ったんです。身体的な開放感と自己肯定感って、僕はすごくフィジカルなものだと思うので。ー『愛と欲望の雑談』 岸政彦、雨宮まみ (p. 81)

当時、「自己肯定感」という概念をこねくり回していた私にとって、岸さんがおっしゃった「身体的な開放感と自己肯定感は、フィジカルなもの」という発言は、何を意味しているのか、理解できませんでした。

でも、秘めフォトを終えた今、岸さんが言おうとしていたことが何となくわかる。

誰一人として、外見を批判的に見られることなく、性的に消費されることなく、自分のチャームポイントを見つけて全力で褒めてもらえる。安心安全な時間、場所。

参加者、みんな笑顔だったし、わたしもとても幸せたった。

あぁ、参加してよかったな。

今度は尻トレと脚の引き締めを頑張って挑みたい。

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2019年は、心と頭に向き合いまくった一年だったので、2020年は体を解放していきたいな。ヨ〜〜〜イ。



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