よしき|上五島に移住する院生
上五島で碧くなりたい
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上五島で碧くなりたい

よしき|上五島に移住する院生

3月も終わり、僕の(一旦)1ヶ月移住も終わりです。

2月に書いた記事も時々読み返しますが、もっと発信できる力を持っていきたいですね!

とりあえずこの1ヶ月思ったことを箇条書きで残しておきます。

「ステレオタイプに囚われずに、島のことを知った気にならない。」

「気になった人にはすぐに連絡!すぐに会う予定を立てる!!」

「大事なところの嗅覚!目利きとしつこさを大事にしていこう!」

タイトルに関しては最後の方で触れます。

ここからはちょっとしたエピソードを交えて話しますね。

移住から2週間以上経った時、少し辛いことを言われた時があって、今後の1年間を迷いに迷ったことがありました。大学院卒業後にどうしたいかを決めるために移住していろいろなものを見て学び、方針を定めようと思っていました。正直、甘いことを語っています。わかっています。迷っているときに確信に迫られた気になって感情的になりました。そのことをとある人に相談したときに、ストレートに言われた言葉に心を救われました。

「おう、迷え迷え!!」

その後にその人から若い時に東京など各地に自分と自分の商品を売り込みに行ったこと、現場叩き上げで商品の売り方や価格の決め方などを勉強していったこと、周りの商売人から教わり続けたことなど、若い時の試行錯誤が今の自分を作っていることを聞きました。(本人は酔っていて言ったことを覚えていないと言っていましたが)

しかもその人は僕にチャンスをくれます。例えばYouTubeの動画編集を始めるきっかけ、お客さまファーストの店舗システムを0から考える機会。そして島のキーパーソンにノータイムで連絡して会うように仕向ける行動力、島に来てくれたお客さま(僕の友達も含む)をどう出迎えるか、など、上に立つものとしての立ち振る舞いを僕に見せてくれます。

少し人間不信になりかけていた僕にとって、誰を信用したらいいのか、誰とどんな関わり方をしたらいいのかを教えてもらった気がします。本当に僕のことを気にかけてくれている人は、言葉ではなく行動で示してくれます。しかも自分になんのリターンがないようなことでも動こうとしてくれます。それは僕だけじゃなく、僕の友達に対しても同じように動いてくれました。感謝しかないです。その優しさを僕も周りやこの島に返していこうと思います。

僕はまだ23歳です。まだまだ迷うことが多いと思います。孔子も「四十而不惑(四十にして惑わず)」と言います。もっと迷えると思っています。時間を投資して島で勉強します。住んでみて少しづつ学びたいことが増えてきました。特に6次産業化に関して、観光客にちゃんとした島モノ(自分達が島で作った生産品)を売る。ただ売るだけじゃなく付加価値を持たせて高く売る。その上で全国各地に自社(島)のコアファンを獲得する。そして一緒に働いている従業員や生産者のみんなにリターンをする。ここまでできたら上出来でしょうが、目指すべきはコレだなってのが近くにあると楽しいですね。もっと勉強させてもらおうと思います。

上五島での初イベントを先日終えました。
その時、トレイル世界選手権の日本代表であり、新上五島町出身の川崎雄哉選手と話す機会があり、印象に残った言葉があります。
「山に入っていくと気分が高まるんですよね。昔の人の遊びや日常に触れている感じがして。」
山から莫大なエネルギーを感じている。特に上五島の山は整備されずに限りなく自然に近いまま残されている。そこでしか味わえないものを受け取り、活力に変えている。そう感じた。何よりも川崎選手がトレイルや自然を話すときにずーっと楽しそうだったのがすごくいいと感じた。好きなものに一途であれ。それだけでいい。それを自分の思う存分語れることがどれだけ素晴らしく幸せなのか。それだけなのになかなかできないよね。

そして最近またいい言葉をいただきました。しかも新上五島町の町長からいただいた言葉です。「上五島は絶景の連続なんだ。」と。
入り組んだ地形が人によっては不便さであったり、利用しにくいと思うことがあると考えます。でもその変わった形こそがどこを切り取っても面白い画になるし、異なる画ばかりで見てて飽きないと言います。確かになと自然と腑に落ちました。
そんな風に語れる人が町長であることが何よりの魅力だし、魅力ある土地をもっと好きになりたいです^^

最後になりますが、この一年での目標ができてきました。すでに上五島を好きでいます。でもまだ大好きではないと思います。だって地元の大分のほうが好きやし。まだ大好きを語れるほど知れてないです。もっと知りたい!なんなら大好きを超えたものを感じたい!そう、「ざぁま好き!」を目指します。超漠然な目標です。笑ってください。

タイトルにした「碧(あお)くなりたい」ですが、上五島の海って「青」より「碧」くて、上五島の山って「緑」より「碧」いと見てて思います。
ちなみに「碧」は紺碧や碧玉などに用いられるような「青みがかった緑色」みたいなイメージで使っています。
この1ヶ月、自然に入っては写真を撮ったり、山遊びをする中で思った色です。
そんな環境で育ちたい。勉強したい。「青」にはもうなれないかもしれないけどここなら「碧」くなれるんじゃないかなと思います。というかこの島には「あお」い人がいっぱいいました。そんな人たちから「あお」を吸収してみたいです。
いくつもの寄り道をして、いくつもの足跡をつけ、いつの日か自分の道を見つける。それが色になって出てくると信じて。

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いっぱい書いてきたので、多分、ここまで読んでいる人はそういないと思います。SNSでも書かないことをひっそりと書いておきます。最近の小さな成長。素直に泣けるようになってきました。というか涙もろくなった気がします。
10代で泣いたのは数えられる程度。少年野球で僕のことを話しながら泣いた監督を見た時。高校弓道でインターハイから帰ってきたキャプテン(同学年)が納射式の後に泣きながら語る姿を見た時。本当にそんなもん。
でもこの島に来て少なくとも2回は泣いてる。辛さもあるが、それより不安が勝っている。不安などのいろいろな感情に敏感になってきたのかもしれません。不安の中寝ると本当に眠りが浅い。呑気に生きてきた僕にとっては経験がなさすぎて頭を抱えることが多い。不安を飼い慣らすのはとても難しいですね。でもコロナと一緒で不安と共生しなきゃ成長ないですよね。ウィズフアンです。
でも、そんなこともこうやって記事にできるようにもなりました。少し前の僕なら強がって溜め込んでいると思います。でもこうやって素直にアウトプットすることができている。素直な表現ができ始めています。素直に出していくこと。そして多くの人にわかりやすい表現ができること。それが共感の輪を広げる1つの手段なのかもなと感じています。

ここから素直に出し過ぎてしまうかもしれません。読んでて気分悪くなる人いたらすみません。でもほんとに実直な悩みなんです。僕は引っ込み思案で出無精で臆病で弱気で、行動力なんてないんです。小中高校の友達(少ないけど)に聞いたらわかります。今でも変化することが怖くて苦手です。この1ヶ月移住は1年移住が怖くて決めました。1ヶ月間修行だと思ってきました。かなりストレスを感じていたからお酒も飲み過ぎました。今もです。
でもこんな感じで「1年間移住するんだ!」とか「ワーケーション事業をしているんだ!」とかいうとイケイケ、強気な、外交的なイメージがつき、どこか勘違いやガッカリされることが多かったなと感じています。昔の記事にも書いてますが、「人を頼るのが苦手」で「連絡をうまく取るのが苦手」なんです。でも社会人になったら絶対に必要な能力だと思うんです。そこでこの1年間を修行として住もうと決めました。序盤では「島で勉強したい」といい感じで言ってますが、もはや僕にとっては「修行」なんです。弱くて脆く人間不信な23歳児を暖かく見守ってください。そして相談させてください。って感じです。

以上です。長々と約3500字。出会いが多すぎた1ヶ月。これをこの1年に生かすも殺すも自分次第。5月の伝熱シンポジウム(学会)明けの俺、頑張ってくれ。

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