2024子育てカフェ第2弾 「開発教育につながる絵本を語り合おう」開催報告
こんにちは。おうちDE開発教育チームの谷田なつ美(ナンシー)です。
昨年に続き、今年もd-labの自主ラウンドテーブルに参加することが叶いました。
今回は「開発教育につながる絵本を語り合おう」というテーマで、「2024子育てカフェ第2弾」を行いました。これまではオンラインで実施してきた子育てカフェですが、今回は初の対面で行いました。
「子育てカフェ」☕の名前通り、コーヒー(メンバーの葵さんが焙煎してくれたとっても美味しいマエジマコーヒー)を片手に、お菓子を食べくつろぎながら、子育て談話を楽しみつつ、学び合う会をめざしました。その様子を報告します。
1. はじめに
みなさんは、子どもたちにどんな絵本を読んでいますか。また、子どもたちは、どんな絵本をよく読んでいますか。社会参画、ジェンダー、環境等、開発教育と関連するテーマを扱う絵本や児童書は、意外に世の中にたくさんあります。昨年から発足した「おうちDE開発教育」チームでは、子育てカフェという主催イベントを通して、子育て世帯のママパパからおすすめの絵本や児童書等をたくさん集めてきました。(これまでのブログで紹介されています)
今回の自主ラウンドテーブルでは、その中から何冊かを題材にし、絵本や児童書を通して子供達に伝えたいことや気をつけたいこと等を参加者同士で話しながら、最後は「こんな切り口で開発教育のテーマを伝える絵本があったらいいな」を考えていきました。
2.アイスブレイク
(1)部屋の四隅
ご自身が子どもの頃、本を読むのは好きだった?どうだった?の程度で、部屋の四隅に分かれてもらいました。そして、そのエピソードを簡単に話してもらいながら、自己紹介①お名前②参加の理由③お子さんの情報(お話できる範囲)をしていただきました。
(2)並んでみよう「子どもの意思と親の気持ち、どれくらいの割合で絵本選んでいる?」
並んでみると、参加者の多くが子どもの意思50%と親の気持ち50%くらいのところ立たれていました。また、親の気持ちほぼ100%という方もいました。理由は、お子さんがよく手にする絵本だからこそ、内容やデザイン・配色など影響力があるので、親が読んでもらいたいと思っている絵本を身近に置いているということでした。
3.グループワーク
開発教育的な絵本を読んで、感想を伝え合う
今回、グループで読まれ、話し合いで選ばれた絵本はこちらです👇これまでの子育てカフェの中で紹介された絵本もあります。
今回は1グループ4~5人ずつで、3つのグループに分かれました。3冊ずつ置かれた絵本をまずはグループ全員で読みました。
つぎに、グループごとに、読んだ絵本について、いいなと思った点、うーんと思った点を書き出し、話し合いました。グループによっては1冊に絞って深めたり、3冊それぞれの絵本についてどんどん意見をだしあったりなど、グループごとの活発な話し合いが行われました。そして、全体でグループで出た意見を共有しました。色々な方が意見を出し合えるからこそ、自分にはなかった視点や気づきがもらえ、私自身、視野が広がりました。そうすることで、子どもに語る話も変わってくるなと感じました。
4.ふりかえり
本日参加しての感想をグループごとにお一人ずつ簡単にお話していただきました。
本当ならば、もう少し、本を読むときに工夫していることや、こんな本があったらいいなといった話し合いまでいきたかったですが…あっという間の70分間、時間切れでした😢しかしながら、大人が集まって絵本について話す、しかも「開発教育的な視点で」絵本を捉える、話し合うというのは、「おうちDE開発教育」を進める上で、とてもよいチャレンジだったと思いました。
ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました。
5.d-lab来場者へ発信:「おススメの絵本、教えてください(⌒∇⌒)」
今回のd-lab2024では、2日間の開催中、開発教育的な絵本を紹介してもらうスペースを設けることができました。この掲示板の前に立ち止まり、実際に本を手にして読む方や、付箋に書いて紹介してくださる方もいらっしゃいました。ご協力いただき、ありがとうございます。
そして、実は私たち、おうちDE開発教育メンバーは、いつもオンライン上で集合なのですが、今回は、対面で全員が揃う!という嬉しい機会になりました。そんな喜びが生じて…個性あふれる写真に👇(笑)
そして、ブログを読んでくださったみなさま、ありがとうございます!
次回の「おうちDE開発教育」の「子育てカフェ第3弾」は夜カフェ21時~開催する予定です!
これまでご参加できなかった方もいかがですか?
・11月29日(金)21時~22時半(予定)
みなさまのご参加、心よりお待ちしております☺
(報告者:ナンシー)