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第一回JVC連続セミナー「設立42年のNGOの視点で学ぶ国際協力講座」の開催レポート

みなさん、こんにちは!
JVCインターンの坂田佳代子です。

5月14日(土)10:30~12:00に、JVC連続セミナー第1回 設立42年のNGOの視点で学ぶ国際協力講座「国際協力とは何か?」https://jvcseminar1.peatix.com/)が行われました。以下、ご報告です。

--ー-------------------------------講師は、JVCスタッフの木村茂、進行はインターンの三田と阿見で行われました。

まず、講師の木村さんの簡単な自己紹介。木村さんは、30代のとき家族と共に10年ほどタイに滞在、7年前にJVCに入職しました。JVCではラオスを担当、そして現在は広報を担当しています。

今回は、
Ⅰ 国際協力とは
Ⅱ 世界のつくり
Ⅲ    “国際協力”のはじまり
Ⅳ 国際協力の分野
Ⅴ 国際協力は誰がする?
Ⅵ 進化し続ける視点“人間の安全保障”
について説明いただき、その後Q&Aタイムを取りました。

セミナーでは、まず参加者がチャットで「国際協力とは何か?」について、自分の考えを共有しました。それから、講師の方で3つほど定義を紹介。「国際社会全体の平和・安定・発展のために、開発途上国の人々を支援すること」(by JICA)がシンプルでしたが、「誰が」「誰を対象に」といった点で、様々な考え方があることに触れました。

さらに内容が進むと、「”国際協力”のはじまり」では、国際協力がいつ始まったのか?けっこう昔?といったことを掘り下げました。源流は、赤十字の前身5人委員会と言われています。

≪発表パワポから引用 資料脱“国際協力≫

続いて「国際協力の分野」では、人道支援(緊急支援)、復興支援、平和構築、開発支援などの分野があることを説明されました。

そのあとに続けて、「国際協力のアクターは誰?」ではそれぞれのアクターからの視点を学びました。国際協力というと具体的な「JICA」「NGO」…といったアクターをよく耳にしますが、大きく分けて国際機関、国家、民間と3つに分けられます。それぞれが国際協力へ関わるメリットを持っていますが「権限が限られている」「国益抜きには動けない」「財政基盤が弱い」など、それぞれに課題もあります

最後の「進化し続ける視点『人間の安全保障』」では国家と言う枠組みのみならず、人間一人ひとりの安全・発展に焦点を当てた“人間の安全保障”と言うアプローチが誕生したことについて詳しく話し、グローバル化が進んでいる今、国家対国家という従来の国際協力から、市民主体の国際協力が求められていることを説明しました。その重要なアクターとしてNGOがあることを知ることができました。

最後に皆さんからのQ&A、そして、参考資料やWBサイトも紹介していただきました。

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限られた時間でしたが、国際協力の大きな枠組みが分かったのではないかと思います。難しい専門用語もありましたが、高校生、大学生、社会人など、どなたにでもわかりやすくお話しいただけました!
今私たちが置かれている状況、メディアで報道されている(いた)世界情勢、人道支援などの立ち位置(どうしてこうなっているの? 今やっていることはどんな意味があるの?)についても、考えられるきっかけになったのではないかと思います。

お読みいただき、ありがとうございました。
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