外貨建ての売買目的有価証券
Q.外貨建ての売買目的有価証券の期末評価の際に、為替差損益が登場しないのはなぜか。
A.売買目的有価証券は時価をもって評価するものだから。
金融商品会計基準第15項にある通り、売買目的有価証券は「時価をもって貸借対照表価額とし、評価差額は当期の損益として処理する」ものである。
為替の変動は、期末の円ベースの時価を算出する過程にすぎず、独立して認識しない。
Point
売買目的有価証券については時価が全て。
時価の変動により利益を得ることを目的として保有するものであるため。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?