『スマートステップ小論文』(Z会)刊行のお知らせ
今年は誰かに向けるでもなく、当てもなくnoteを書き連ねていこうと思っていたはずが、気づけば前回の更新から3ヶ月経っておりました。
ここ数ヶ月、なぜか自分史上最高といっても良いほど異常に忙しく、バタバタしている間に季節は移ろい、夏と言っても差し支えがない程度には日中の気温が高くなってきた今日この頃。
『スマートステップ小論文』刊行のお知らせ
今回は(も)お知らせがあります。
標題の通り、前作『スマートステップ現代文』に続いて、2023年6月30日に『スマートステップ小論文』を上梓する運びとなりました。
そういえば、前作『スマートステップ現代文』は、発売前にAmazonでベストセラー1位になっていました。
『スマートステップ小論文』の構成
すでに小論文対策を始めているという人、あるいはこれから小論文対策を始めていく人が、より効果的に小論文の学習を進めていけるよう、本書も前作同様の3章構成になっています。
第1章の「学習法編」を通して、小論文との向き合い方を具体的な学習方法・手順とともに学ぶ。
第2章の「表現スキル編」を通して、【ポイント解説→簡単な演習問題】の流れで小論文を実際に書く際のプロセスを細分化し、それぞれの段階で要求されるスキルを身につけていく。
そして第3章の「問題演習編」では、5つのパターンの小論文問題と志望理由書についての問題を通して定着を図る。
といった段階的な学習が可能になるよう設計しました。
内容を一部紹介【添削の活用】
私が小論文や国公立大現代文の授業を担当する際、常に念頭に置いていることの一つが「添削を活用できる受験生になってほしい」ということです。
これは別に「せっかく労力を割いて添削しているのだから……」というわけではありません(これは本当に思ったことがないんですよね)。
「添削結果を踏まえて答案をアップデートする」という作業がなければ、添削を依頼してきてもあまり意味がないという至極当然なことによります。
その一方で、受験生を見ていると「添削を『活用する』というのは案外難しいものなのかもしれない」という思いも抱かずにはいられません。
そこで、本書の中では「添削の活用」というテーマで、答案が返却されてからの具体的なフローや返却された答案を確認する時のポイントを10ページほど割いて解説しました。
(前作に引き続き、相変わらず分量が多いと感じるかもしれませんが、第1章は気軽に読みつつ適宜参照するスタンスで読んでもらえればと思っています。)
『スマートステップ現代文・小論文』
おかげさまで、前作『スマートステップ現代文』は発売後2週間で増刷が決定しました。多くの方に届いているようで嬉しい限りです。
手に取ってくださった皆さんありがとうございます。Educational Loungeでの補足記事も引き続き更新していきますので、そちらも(首を長くしてお待ちいただきつつ・苦笑)併せてご活用ください。
併せて、小論文も必要だという方は『スマートステップ小論文』もぜひ手に取って、使い倒していただけたら著者としてこれ以上ない喜びです。
現代文・小論文を使うという受験生の皆さんには前作、今作合わせて「スマートステップ」シリーズをぜひ活用しながら、今から着実に力をつけていってもらいたいと心から願っております。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?