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【アプリインストール促進】アプリストアでのインストール数を最大化するASOとは?

※こちらは2021年8月に公開した記事の再掲となりますため、一部情報が古い場合がございます。

こんにちは。CVにコミットする編集部の露木です。

前回の記事に引き続き今回もアプリのインストール数に関するトピックとしてアプリストアに最適化するASOの施策について記載していきます。インストール数が増えれば利用者数増加につながり、ゆくゆくはリアル店舗の来店数や売上増加にもつながっていくので、インストール数に課題を感じている方はこの記事を参考にぜひ取り組んでみてください。

ASOとは

ASOとはApp Store Optimizationの略称でアプリストア最適化のことを指す用語です。ASOの目的は大きく2つあり、1つ目はWebでいうSEO(検索最適化)の観点で、自社アプリをストア内で検索順位の上位に表示されるように改善し、潜在ユーザーがアプリを見つけやすい環境にすることです。2つ目はWebでいうCRO(コンバージョン最適化)、ないしはLPO(ランディングページ最適化)の観点で、アプリ詳細ページにたどり着いたユーザーのインストール率を改善することです。

ASOはストアの設定そのものを編集するため、広告のような費用をかけた一時的な効果のみではなく、継続的にインストール数を増加させるために有効な手法となります。

また、App Storeでは検索を使ってアプリを探すユーザーが70%、検索した直後に発生するDLが65%というデータもあり、この数値からもASOがいかに重要かがわかります。

スマホOSとアプリストアのシェア

ASOを実施するためにはまずどのアプリストアを対象にするかはを把握しなければなりません。そのために日本におけるスマホOSのシェアを見てみましょう。

iOSが66.0%、androidが33.8%、その他が0.2%とiOS、androidの二つを押さえておけば問題ないことがわかりますね。国内向けにアプリを開発している企業のほとんどがこの2つを対象にしているはずです。

ちなみに世界的なシェアではiOS27.0%、androidが72.2%と日本とは大きく異なる比率になっています。外国人向け、海外向けのアプリの場合はよりandroidに注力する必要があるので注意が必要です。

(※各数値は2021年4月時点のもの)

ストア内の表示順位を改善する

ストア内の表示順位を改善するためには、順位に影響する項目に設定漏れがないか、ターゲットとするキーワードが適切に含まれているか、文字数は適切かといった要素を最適化していきます。

どのキーワードを対象に設定するかがとても大切で、アプリと関係性の弱いキーワードではインストールを見込むことができませんし、関係性の強いキーワードであっても強い競合が多く存在するレッドオーシャンな市場では上位表示は現実的ではありません。ユーザーニーズや競合の状況、インストール数、レビューなどを総合的に考慮して現実的かつ効果的なキーワードを選定することがASO成功のカギだと私は考えています。

また、iOSのApp StoreとandroidのGoogle Pay Storeでは順位に影響するといわれている項目が異なるため、それぞれの特性を理解して対策を実施する必要があります。

まずApp Storeではアプリタイトル、サブタイトル、キーワード、説明文、スクリーンショット、カテゴリ、レビューが重要といわれています。

対してGoogle Pay Storeではアプリタイトル、説明文、スクリーンショット、多言語対応、DL数が重要といわれています。

インストール率を改善する

インストール率を改善するためにはアプリ詳細ページでアプリの魅力を最大限に伝える必要があります。

アイコンやスクリーンショットはアプリ詳細ページの印象を決める大切な要素なので、できるだけ質の高い画像を上限数いっぱいまで追加するようにしましょう。また、動画を追加することも効果的です。

画像以外では記載されているテキストが魅力的かも印象を決める大切な要素なのでユーザー目線に立ちながら見直してみて気になる箇所があれば書き換えましょう。自社サービスへの理解がない外部の方から意見をもらうこともテキストの最適化では有効な手段です。

まとめ

ASOによってアプリストストア内での表示件数やインストール率を改善することができれば日々のアプリインストール数のベースアップにつながります。

「必要性はわかったが取り組む時間がない」、「細かい設定方法がわからない」といった課題がある場合は実績のある業者へ依頼することで解決することができますので、まずは悩んでいることを相談してみてはいかがでしょうか。

本日は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。

【この記事の執筆者】
露木 晶平(つゆき しょうへい) ネットイヤーグループ デジタル&フィジカルデザイン部 パフォーマンスオプティマイゼーションチーム プロデューサー。アパレル企業にて自社ドメインおよびモール内ECサイトの運用責任者としてWEBマーケティング関連業務に従事した経験を経て、2018年にネットイヤーグループ入社。CRO、SEO、広告などの運用案件を通じてWEB経由でのコンバージョン数増加に貢献。

【この記事に関するお問い合わせはこちら】https://marketing.netyear.net/performanceoptimization/contact/input

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