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NFTを分析するマガジン

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エンジニアがデータからNFTの分析を読み取るノートを書きます。企業の新規事業開発部やスタートアップでNFT関連の事業を検討されている方向けに、データや新規技術に基づいてインサイト…
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2021年6月の記事一覧

[ニュース考察]クリエイターを集めるNFTマーケット各社の動き

[ニュース考察]クリエイターを集めるNFTマーケット各社の動き

バイナンスNFTの100 Creators

6/24に正式リリースされるNFTマーケットである、「バイナンスNFT」では「100 Creators」というキャンペーンを行います。これは様々なクリエイターを招致して、NFT作品の出品をサポートするキャンペーンです。

「100 Creators」には様々な現代アーティストなどが招致されています。日本からはVRアーティストの「せきぐち

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NFTマーケットプレイスRaribleの特徴と取引高の成長

NFTマーケットプレイスRaribleの特徴と取引高の成長

Raribleはクリエイターが作品をNFTとして出品することができるマーケットプレイスです。近年大きく成長しています。

特徴として、誰でも簡単にNFT化することができ、発行時に二次流通手数料を設定することもできます。再販売された際にクリエイターに手数料の一部が還元される、クリエイターに必要な機能を指向したNFT売買プラットフォームと言えるでしょう。

Raribleの出品内容についてRaribl

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ビジュアライズの方法論

ビジュアライズの方法論

今回はNFT全く関係ありません。一昨日、こんなツイートをしたら思ったより多くの人に見ていただけました。

noteの深津さんまで見ていただけました。

これは「港区」の「中古マンション」の「坪単価」という気になる情報について、情報を圧縮して一枚の画像に納められたことからかと思います。

データビジュアライズの力はとても大きいものです。「NFTを分析するマガジン」でも、NFTのデータを見るにあたって

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NFTロイヤルティ(二次流通手数料)に関するEthereumコミュニティの議論

NFTロイヤルティ(二次流通手数料)に関するEthereumコミュニティの議論

ブロックチェーンの特性として取引の証明ができるということがあります。NFTにおいては、あるNFTが再販売された際、二次流通の履歴を追うことができます。

これをクリエイター分野に活かそうという試みがあります。これまでの取引では、ある作品が作られて、別の人が再販売したとしてもその履歴を追うことは難しかったです。また、同じプラットフォームでは再販売できても、別々のプラットフォームで販売されると履歴を追

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