最近考えていること🤔

はじめに:


こんにちは、ふじもんです~。最近は6月なのに寒いですね。寒いとお家にこもって、もんもんと考える機会が増えるわけですが、最近、チームの活動の方針とWeb3.0の世界について新メンバーと考えたことをつらつらと駄文を書きます。

そういえば、最近新メンバーが入って、そのメンバーのおかげでチーム全体としてアート方面への造形が深くなりました。
新メンバーについては追って紹介します!🤗


1. 研究とアーティストを繋げる活動の意義について:


 「一見難しい(というか実際難しい)アカデミックの世界をいかにして非アカデミック領域に親しみやすくするか?」というのが我々の活動の始まりであったりします。その入り口の一つとして、チーム内で上がったのがアーティストとのコラボレーション(協調)です。つまり、一般の人には親しみづらい”研究”を、アートの力でビジュアライズすることで、社会全体でアカデミック領域に関心が湧き、研究者の資金/人材不足を解消できるのではないかというアイディアが挙がったわけです。
そのための実行施策をいくつか検討していたのですが、その中で研究者とアーティストをマッチングさせるのはどうか?という案が出てきました。マッチングさせることで、アーティストに研究内容を題材にした作品を作ってもらい、流行りのNFTアートとして売り出すことで、資金にしたり、アーティストたちに新たなインスピレーションが与えられるのではないかと思ったわけです。

2. なぜ研究者とアーティストをマッチングさせるのか?:

 しかし、なぜ研究者とアーティストをマッチングさせなければならないのでしょうか。それは本当に双方にとって求められているのでしょうか。そもそも市場に求められる作品になるのでしょうか。これらの疑問がチームにとって暗礁となって立ちふさがりました。何回か機会を分けて、これらの疑問について考えてみましたが、腑に落ちるような答えは出てきません。これらの疑問を解決するには、アーティスト的な視点が必要不可欠だという風に感じました。

3. アートに詳しい新メンバーの加入:

 そのように考えていた際に、アートに明るい新メンバーが加入してくださることになりました。美大での卒業制作では、なんと実際にとある研究を題材にして、制作にあたったそうで、僕らの活動に非常に興味を持ってくださいました。そして、現在考えていた問題について話し合ってみると、アーティストやデザイナーによる「ソーシャルフィクション」というキーワードを得ました。僕はアートにまだそこまで明るいわけではないので、正確な意味は分からないですが、社会のあるべき姿を求めて、制作物を作って世界観を提示していく、という意味だとしたら、とてもしっくりくる言葉です(正確な意味は、新メンバーに追記していただくことにします)。
なぜなら、研究者が考えているのは未来のテクノロジーや未来の社会のカタチであり、それをアートによってビジュアライズできれば、その作品を見た皆で、一種の「未来」について考えることができるようになるからです。

4. 未来を考えるために:

 さんざん変化の激しい時代と言われて、使い古されて、僕はVUCAという言葉とかを聞くと、大変飽き飽きしているのですが、とにかく未来予測が難しくなっているのは確かなんだと思います。しかし、難しいからといって、思考することを放棄してはいけないと感じます。難しいなればこそ、定期的に考える機会を得ることが重要なんだと思います。そのための方法論として、研究をアートによりビジュアライズすることで、論文を出版したり、何某かのカンファレンスに参加するよりも、より多くの人が未来を考えるためのすそのを広げられると思いました。
ということで、未来を考えるためのイベント作りなどをしていけたらいいのかな、と考えている次第です。

おわりに(NFTについて):


 ここまで、最近の僕らのチームで考えていたことを再度言語化してみたのですが、NFTeamというわりに、NFTがあまり思考の俎上に上がっていないのはどうなん?と思われたかもしれません。実際、組み合わせ方法は検討中です。様々な事例も調べていますので、どのように組み合わせるべきか読者の方でもアイディアがあれば、コメントしてくださいませ。個人的には、NFTeamをDAO化してしまうのがよいのかな~、と考えていますが、それらはすべて(仮)です。


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