#データガバナンス
世界の医療情報の活用に日本は追いつけるのか? 自民党・政府における新しい制度の検討と欧州EHDS構想から我が国が学べること
NFI事務局です。
自由民主党政務調査会 社会保障制度調査会・デジタル社会推進本部 健康・医療情報システム推進合同PTをはじめ、内閣府規制改革推進会議「医療・介護・感染症対策 ワーキンググループ」等、現在、国のいくつかの会議でヘルスデータ活用のための新しい制度創設に向けた議論がなされています。
政府での検討の様子については、昨日、以下のような報道もされています。
この記事中で、
とされ
ついに動き出した欧州のデータスペース構想~European Health Data Spaceの設立~
こんにちは、NFI理事の加藤です。
日本では大型連休中の5月3日、データ利活用に関する政策について非常に重要な情報が公開されました。
欧州委員会が以前から予告していたとおり、European Health Data Space (EHDS)の設立について、その具体的な内容を公表しました。私はこの公表を「ついに欧州のデータ戦略が具体的に動き出した」と捉えています。EHDSを単なるヘルスデータの一