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【前編】Makuakeで新時代の幕開けになるか

振り返れば、4月。緊急事態宣言があり、外出自粛という中で、取り巻く環境は激変。

そんな中、卓球でも有名な、福原愛さんが、Twitterで、靴底にウイルスがついていたら家に持ち込んでいるのでは?という不安だという事をおっしゃっていた。

その後、スポーツ紙にも取り上げられ、反響は大きかったように感じた。
靴にウイルスが付着し、家庭内に持ち込んでいるのではないか?という不安要素に、我々、靴メーカーは、何できるのか・・・??


スポーツ庁のスニーカー通勤推奨や某氏の kuToo キャンペーンの様に静かにしてて、いいのか?

一方で、テレワークが推奨される中、スリッパみたいなものを商品開発すべきではないか?と少し考えたりしたのだが、既に、コスパ良いのがあった。無印最強だ・・・。

コロナ渦の中、革靴メーカーとして、お客様の健康や安全に繋がる商品開発ができないか?とはいえ、北海道のエルメスこと、ソメスサドルのように、マスクの留め具を、革にして、提供することはどうなのか?

色々なアイディアが巡ったりもしたのだが、日本より海外で新型コロナの広がりが早かったのは、手洗い、うがい、マスク着用の習慣のほかにも、家の中で靴を着用するライフスタイルの違いも原因の1つではないだろうか。
この状況に対応するには、やはり、靴に抗菌・抗ウイルス効果を与えることが必要な条件となってくるのではないか。

そもそも日本では、玄関で靴を脱ぐライフスタイルな為、靴に抗菌だったり、抗ウイルスのような機能的なものに意味があるのか?という意見もある。ただ、ここで考える必要があるのは、革靴に対応した製品であれば、革製品全般に使える可能性が広がるということだ。そして、例えば、ランドセルに抗菌、抗ウイルスのようなケアをすることができれば、小学校などを含めた教育機関も安全に通学、勉学に励む環境づくりができるのではないかということが想像できた。

一方で、市販されている抗菌・除菌系等のスプレーは、革製品には適応していないものもあり、使用するとシミや変色、変形の原因となることがあり、革製品のお手入れ方法という領域において、企画担当者から、商品開発の余地があるという意見を聞いていた。

後編では、日本初の革製品用のSIAAマーク取得することになる商品についてとMakuakeでのチャレンジについて記載したい。

後編へ続く。

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