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正頭英和先生のご紹介

オンラインイベント「大人が変われば子供は変わる」にスピーカーとしてご参加下さる講師のお1人、正頭英和先生をご紹介致します。

正頭先生ってどんな先生?

ここを読んでいる多くの方が、正頭先生のことを「教育界のノーベル賞」と呼ばれる「Global Teacher Prize (グローバルティーチャー賞)の先生」として認識されていることと思います。先生は、2019年のファイナリストTOP10に「日本人小学校教員として初めて選出される」という華々しいご経歴をお持ちです。

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正頭先生のことをご紹介いただけたのは、小池翔太先生のおかげでした。
小池先生を通じて、NESの活動に興味を持って下さった経緯があるのです。

同じ吹田市出身ということで、「吹田の教育に役立てるのならば!」とご協力を申し出て下さいまして、走り出して間もない小さな集まりNESにとっては、嬉しい反面、まぶしすぎて、正直どうしたら?!と大慌てでした笑

ところでGlobal Teacher Prize ってどんな先生が選ばれるの?

そうはいっても、実際のところは、日本ではまだそこまで認知されていないGlobal Teacher Prize(GTP)。タイトルで何だかすごそうな雰囲気は伝わるけど、結局どんな教育者が評価される賞なのか、受賞する意義はなんだろうか、など、知りたい気持ちが残りますよね。

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2019年のGTPでは、↑上記のような評価ポイントが挙げられています。
クラウドファンディング(すでに成立済)のページより、画像お借りしています。

つまるところ、正頭先生の教育への試みは、世界的に教育の質に影響を与え、再現性のある、革新的で効果的な教育方法であるなど(その他色々)の基準を満たしたものであると高く評価されたということなのです。

こういった意義深い取り組みが、世界的に高い評価を得ることで、結果的に日本の子供たちの学びの現場が豊かになるという効果も期待できます。

では、実際どんな授業が行われているのでしょうか?

マイクラを授業に活用する!

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正頭先生は、立命館小学校で英語を教える先生ですが、ICT教育部長という肩書もお持ちです。授業に、マインクラフト(マイクラ)という人気のゲームソフトを導入し、英語「で」学ぶ機会を作りました。

授業では、子供たちの意見を取り入れながら、「京都の観光スポットを案内できるワールドをマイクラで再現し、海外の子供たちに英語で京都を案内する」という課題に取り組み、GTPからも高い評価を得ました。

少し聞くだけでもワクワクするような授業ですよね!

このように、子供たちが主体的・能動的に考え、楽しみながら夢中になるゲームと学び。私たちは、教育の現場にこのような取り組みがなされていることを知り、これからの教育の可能性を広がりを強く、強く感じます。

正頭先生に聞いてみよう!

AIに今ある仕事が占有され、人間の就く職業がなくなってしまうのでは?と危惧される今日。正頭先生は、子供たちに育まれるべき大切なポイントの一つに「協働性」があるとおっしゃいます。

「失敗してもいいから、まずやってみよう」「チャレンジしてみよう」「他の人や新しい物事に積極的に関わってみよう」正頭先生の「世界のノーベル賞GTP」への挑戦は、子供たちへのそんなメッセージにも思えてきます。

近著の「世界トップティーチャーが教える 子どもの未来が変わる英語の教科書」においても、子供たちに日々向き合う保護者に向けて、様々なアイディアや、ヒントが散りばめられた言葉が綴られていて、とても勇気づけられるのです。「身近にこんな先生がいてくれたらなぁ」と思わずにはいられません。

来る2月20日(土)の講演では、「変わる教育と、親ができること」をテーマにお話下さる予定です。講演後には、短い時間ですが質問コーナーのようなものも考えていますので、先生とお話してみたいと思われた方は、ぜひお申込み下さい。

参加者の皆さんも、お楽しみに!




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