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「ひろしま移住フェア」に参加しました!

この記事をご覧いただきありがとうございます。

去る11月13日(日)、東京有楽町にある東京交通会館にて開催された「もっとまるごと!オールひろしま移住フェア2022」に参加してきました。

このイベントを簡単に説明すると、広島県への移住を考えている人を対象に、広島県内の自治体や団体がブースを開き、自治体担当者や移住の先輩方に直接、移住に関わる暮らしや仕事などに関する相談ができます。また、ワークショップやセミナーも開催され、お笑い芸人の方が司会をされていたりと非常に盛り上がっていました。


そもそも私がこのイベントを知ったきっかけが、尾道市役所の担当者の方から紹介していただいたことからでした。

私のプロフィールにもあるとおり、私は近々、広島県尾道市へ短期の移住をする予定です。もし興味がある方は、以前投稿した記事をぜひ読んでみてください!

尾道への移住の準備を進めるにあたり、当時の私は、何が分からないのかが分からない状態でした。

これまで転勤で隣県に引っ越した経験はあるものの、尾道は現在地からとても離れていて、ましてや職も変えるため、なにから準備を進めるべきか段取りがさっぱり分かりませんでした。

尾道はもともと移住者が多く、移住者を受け入れる体制が構築されていました。藁(わら)にもすがる思いで、尾道市が管理している移住者向け特設ページの問い合わせフォームに、移住の相談がしたい旨を送信しました。

一連のやり取りで尾道市役所の担当の方と電話でお話しする機会があり、その中で「今度有楽町で行われるイベントに参加するので、もしよかったら来てみてください」と移住フェアを紹介していただきました。

もともとは私が直接尾道に出向き、移住を前提に観光がてら相談させていただくつもりでしたが、乗換駅の東京駅付近で開催されるとあって、私としてはとてもありがたかったです。

なにより、ちょうど前日11月12日に、横浜でスピッツのライブに参戦する予定が先に決まっていたのです。

すでに関東に行く予定があったので、なんというタイミングの良さ。その電話の中ですぐ、イベントに参加する約束をしました。


そして11月13日、前日のスピッツのライブの余韻に浸りながら、横浜から有楽町に向かいました(スピッツのライブがもうすごかったんです〜💓)

東京交通会館に着き、12階の会場に入り、一直線で尾道市のブースに向かいました。

予想以上に大きな会場で、非常に盛りあがっていました

ブースにいらっしゃった方に声をかけ、話を聞いてくれることになりました。そのお相手が、電話でこのイベントを紹介してくれた方でした。

また、同席された方は、私がツイッターでフォローしている、尾道でシェアオフィスを運営されている方でした。それぞれにその旨を交えてあいさつができたことで、すぐに壁がなくなったような気がしました。

尾道に移住したい理由や何がしたいかについてを話し、お二方ともとても親身になって聞いてくださいました。私の場合は永住ではなく短期の移住ですが、それでも嫌な顔ひとつせずに相談に乗ってくださいました。

私が洋菓子屋か飲食店で経験を積みたいことにも理解をいただき、仕事場の探し方や住まいについて、地元の方との関わり方、先輩の移住に至った経緯を聞けたりなど、大きなことから小さなことまで非常にたくさんのお話ができました。

また、担当の方から、「ぜひ「留学」のつもりで来てください。短期でもかまわないので、尾道を忘れないでください」と言ってくださり、肩の力が抜けたような感覚でした。

おかげで、私がもともと用意していた質問や疑問を解消することでき、それだけでもこのイベントに参加した甲斐がありました。

私が描いていた尾道での暮らし方やその後の人生の送り方について、理想ではなく現実味を帯びてきたような気がして、今まで以上に将来にワクワクしてきました。


尾道市のブースでお話を聞いた後もだいぶ時間があったので、昼食を取った後に再び会場に戻り、特設ブースで行われたセミナーに参加しました。

内容は「失敗しないための移住の準備」

題名の通り、各自治体の地域コーディネーター(地域の課題に取り組んだり、移住者と地域の橋渡し役といった役職の方々です)が登壇され、質問に対してフリートークを展開されました。

移住に至った経緯や現在の取り組み、移住をしてよかったことや苦労したことを赤裸々に、でもなんだか楽しそうに語っていたのが印象的でした。

お話を聞いていると、皆さんやはり移住を決断するのに相当悩んだそうで、でも移住後の生活に満足されているようでした。

もちろん楽しいことではなく苦労もたくさんあったことと思います。それでも、自分の決断を信じたことで、今では心の向くまま自分らしい人生を歩んでいられるのだと感じました。

それが顕著に表れているのが、自己紹介の時の肩書きの多さです。それぞれの業種や肩書きのジャンルも異なり、パッと見は一体何をしている人なんだろうと思いました。

でもお話を聞いて、その仕事や役割をやりたいからやっていて、非常にやりがいを感じているそうです。

仮にやってみて、失敗したならしょうがない、しないと分からない、別に力む必要はないといったこともおっしゃっていました。

みなさんが同じようなマインドを持っているからこそ、現在の取り組みを楽しそうに語られていたのだと思いました。

自分の中では、移住はただの引っ越しや転職ではなく、自分らしい人生を送るためのきっかけだと思っています。セミナーに参加して、その考えが間違っていないんだという自信になりました。


現在のサラリーマンとしての環境にいると、移住なんて現実離れだと周りから批判され、自分でも段々とそうなのかなと思ってしまいます。

でも、今回のようなイベントに参加したり先輩方の話を聞いていると、今はもっと自由に生きていい時代で、一度きりの人生なら楽しいことをしたほうがいいとおっしゃってくれて、もしかしたら自分にもできるかもしれないと思わせてくれます。やはり、環境って大事なんだなと再認識しました。

自分で言うのも変ですが、もともとは自由な発想ができる人間なんだと自負していましたが、長いサラリーマン生活の中で頭が凝り固まってしまったように感じます。

もちろん安定した収入を得ることができるし、それなりにやりがいもありました。でも、ずっと息苦しさを感じていました。

あくまでも短期の移住の予定ですが、尾道のような自由で優しい環境に身を置くことで、自分の考えや思いを形にできるようなスキル・マインドを身につけ、また、心に余白をもたせて自分らしく人間らしい生活を取り戻していきたいと思っています。

ただ、それだけを思っているとどうしても力が入ってしまうので(無理しないように無理をしてしまう性格です 笑)あくまでも自然体で尾道ライフを満喫したいです。

もちろん理想だけでは生活できないので、現実的な部分もしっかり固めつつ、まずは職探しと住まい探し、金銭面のやりくりを進めていきたいと思います。


このイベントに参加することができたのも、自分から行動を起こしたからこそだと思っています。また、たまたま前日に横浜でライブがありナイスタイミングだったことも、なにか縁のようなものを感じます。

そして、自治体の担当者の方や移住の先輩方と繋がりをもつことができ、抱えていた不安や疑問を解消することができました。

これも全て、自分の思いを信じて行動したからこそです。非常に充実した時間でした。たまには、自分を褒めてあげようと思います。


引き続き、準備を重ねながら、発信も怠らないようにしていきます。


乱筆にて



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