夢が叶うのはうれしい。でも夢が叶うのはこわい。
私はずっと自分で何かしたいと思っていた。
企業で働くのではなく、自分だけの仕事を持つことが夢だった。
英語に出会い、話せるようになり、自然な流れで教える仕事に就いた。
そして英語スクールを立ち上げ、その夢が叶った。
けれど初めての生徒さんができたとき、うれしい反面ものすごく怖くなった。
いままで誰かの元で働いているときとは比べ物にならないくらいの恐怖を感じた。
なぜなら、自分でやると言う事は全て自分の責任だからだ。
会社や誰かの元働いていれば、サービスを否定されようが結果がでなかろうが、「このサービスつくったのわたしじゃないし」「わたしは指示に従っただけだから」と思うことができる。
100%自分の責任を感じなくてすむ。
けれど自分で仕事をするということは、内容を考えるのも、否定されるのも、つまらないと言われるのも、役立たないと言われるのも、質の低いサービスを提供してと思われるのも、自分。
全て自分なのだ。
自分を全否定されるかもしれない。
それは想像以上に、こわいことだった。
夢が叶うのは、うれしい。
だけど、それ以上の恐怖がある。
本気で自分の好きなことをしたければ、その恐怖は覚悟しないといけない。
その恐怖を受け入れる覚悟をできた人が、きっと本当の自分のしたいことをできるのだと思う。
けれど、この恐怖さえも乗り越えてまでも続けたいと思える事に出会えたわたしは、ものすごく幸せだ。
全否定されても、きっと大丈夫。
好きなことなら、恐怖に打ち勝てる。
それがあなたの仕事なら、恐怖は乗り越えられる。
怖いまま進もう。
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高木友夏里が講師をつとめるオンライン英会話スクールLILISH。
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