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New York の枝垂れ桜, その後・・・

ニューヨークに桜前線がやって来るのは、、東北地方の八戸や弘前、そして、その年によっては、北海道と同じ頃になります。

今年4月20日に投稿した、『New York の枝垂れ桜』で、私のアパートの、向かいにある、『枝垂れ桜』の移り変わりを、書きました。

その後ニューヨークでも、23℃位まで達する様な、暖かな日もあれば、急に肌寒さを感じる、花冷えの日もあり。そんな、三寒四温の繰り返しの中で、もう4月も、残り後、2日となりました。
(夏時間が始まると、皆さんより、13時間遅れています:)

2日前に、犬の散歩で外に出た時に、ふと、『枝垂れ桜』は未だ咲いているのかな?と思い、見てみると、まだピンク色の花々が、揺れていました。

でも、写真の様に青々とした葉っぱが、成長して、すっかり『枝垂れ葉桜』と、姿を変えていました。

そして今日、4月29日(木)は、朝から小雨の降ったり止んだりの、あいにくのお天気。さて、『枝垂れ葉桜』はどうしたかな? と、見てみると・・・。

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やはり、花びらも、その桜色が変わり、「今年も、精一杯咲きました。」そんな言葉を、言いたそうに見えました。

そして、足元に何枚かの、散った花びら・・・。

日本では、「桜はその散り際までもが美しい。」と言います。そして、それは本当に、その通りで、桜の花びらが、一斉に風に吹かれて、舞い散る様は優雅で、又、高貴に官能的とも、思わせる。

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このニューヨークの街で、何人の人が桜の花を、こういう同じ感覚で愛でるのだろうか? そう考えると、この散り落ちた、ひとひらの花びらにも、愛着を感じました。

たとえその色が、失われ始めていても、こうして記録に残して、「今年も、精一杯咲きました。」という意志を、伝えてあげたくなりました。

海を越えて、日本の方々に、その姿を見てもらい、今年は、この『枝垂れ桜』も、さぞかし、嬉しいことでしょう。



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