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日本の有事への備え

前回の記事では軍事前線が日本に近づいているということについてまとめました。前回の記事もぜひ合わせて参考にしていただけますと幸いです。

今回は日本国内の民間人に関わるニュースを紹介しながら検討していきます。

日本でも避難訓練が始まっている

危うさが増し続ける世界情勢の中で、日本でも実際にどんどんと避難訓練が始まっています。実際に報道されているニュースとして、ミサイルの避難訓練の報道はもしかしたら今日時点では何度か見かけたという皆様が多いかもしれません。

それではその訓練は一体いつから始まっていたのでしょうか?
日本の周りのミサイルの環境としては、2022年あたりから北朝鮮や中国のミサイルの挙動がとても怪しいです。

上記のニュースは、2つとも日本のEEZ内にミサイルが落下したという記事です。
北朝鮮のミサイルについては以前にもEEZ内に着弾したことがありますが、中国のミサイルについては「初めて」です。
これらのニュースの注意点として、このような報道が出される頻度や、ミサイルの落下地点の日本の陸地からの距離が、どんどんと本土に近づいていることも注視が必要なのかもしれません。

次のニュースです。このように中国や北朝鮮のミサイルが報道される中で2022年12月には沖縄の与那国島で、2023年の1月には同じく沖縄の那覇市で、「初の」ミサイル避難訓練が行われました。

上記の与那国島でのミサイル避難訓練を期に、沖縄の各地でミサイル訓練が始まりました。それらが2023年1月前後からであったことには是非注意を払いましょう。

時系列として、上記で紹介した近隣諸国のミサイルの挙動がいくらなんでもおかしいぞ、という中で避難訓練が始まった、という報道が出ているという流れです。

ミサイルの避難訓練と言っても、割と何年も前からJアラートはたまに鳴っていました。Jアラートが鳴る度におそらく日本国内では騒然としていると思いますが、その回数を重ねる毎にだんだんと多くの人がJアラートに慣れてきてしまっている、という環境も発生していないでしょうか。

近年のJアラート

過去には、2017年にもミサイルのJアラートが鳴ったことがあります。当時はこの記事を配信している私も日本に住んでいて実際にこのJアラートを聞きましたが、この時点でもJアラートはあまり大きな話題にならなかったような気がしています。


そしてその後、2022年の10月、11月に立て続けにJアラートが鳴る、という出来事がありました。

この時も日本の本土にはミサイルは着弾しなかったことから、ミサイルはJアラートが鳴っても降ってこないんじゃないか、といった意見が多く聞こえるようになったと私は感じています。しかしながら、Jアラートは落ちてきた時点で街が壊れるということを警報として発表している現代の空襲警報です。ミサイルが撃たれたということが国から発報されたとしても、もしもそれらを私たちが気にしなくなってしまったとしたらそれはとても恐ろしいことではないでしょうか。

日本政府の要人発言

それでは日本政府はこれらの動向の中でどのような発言をしているのでしょうか。

2020年には安倍総理からコロナ拡大は第三次世界大戦という発言があり、2021年には麻生副総理から米中対立の深刻化で日本が最前線という発言があり、2022年には岸田首相から日本は戦後最大級の難局という発言がありました。

このように日本の閣僚の発言を時系列で並べるだけでも、事態はどんどんと進行していることを読み取ることができます。

初の頭上訓練と避難計画

日本時間2023年3月18日には上記のニュースが立て続けに出ました。それぞれ、初の図上訓練と共に避難の議論、そしてさらには弾薬搬入などが同じ日に報道されたという出来事です。

ウクライナ侵攻の直前もロシアとウクライナの国境沿いに軍事物資が集まりました。今後の展開については沖縄については特により一層の警戒が必要と私は感じます。

総括

ここまでは三つの記事に渡り、戦争がすでに始まっているということをニュースを用いて説明させていただきました。

次回は第二次世界大戦での日本への被害を整理した上で、私達が今考えなければならない対策についてまとめました。↓

https://note.com/newworldorderww3/n/ned223c7c1c2c

何とか乗り越えましょう。


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