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息子と初めての海外二人旅

【デジタル全般の気になる話題、便利情報|ウェプレス】
掲載先:https://wepress.web-magazine.jp/ wepress(ウェプレス)

息子が生まれてからずっと、密かな野望を温めてきました。

それは、「親子二人で、未知の世界を探検してみたい」というもの。
まったく知らない場所で一緒に過ごしてみたい。

彼が中学生になるタイミングで「今だ!」と思い、
数ヶ月でバタバタっと行き先を決め、長年の野望を決行してきました。


どこに行こうか


最初の一歩としてどこの国が妥当なのか。
「身の危険を感じる場所」は避けたいけど、「快適なリゾート地でのんびり」もまた違う。

いろんな人からいろんなお薦めを聞く中で、
「ヨーロッパとアジアの境目、ボスポラス海峡を一緒に眺めては?」
という言葉に気持ちを動かされ、トルコ/イスタンブールが最有力候補に。

歴史的な知見も疎ければ、現地語も「こんにちは」すらわからない。
この、何にもわからない感じが、すごくいい。

費用的には、やや無理をする結果になりましたが、心は決まりました。

旅行の振り返り【父親視点】


<旅行当日まで>
・「イスタンブールで5日間を過ごす。以上。」
これが、今回の旅の計画の全てでした。あとは現地で考える。

・息子にとっては「海外」というものがいまいちピンときてない様子。
でも、だんだん「楽しみだ」という言葉が聞こえてきました。

<現地までの道中>
・成田空港からイスタンブール空港まで、片道13時間。
映画を見たりしながら、二人ともとりたてて問題もなく過ごせました。

・現地に着いたらまだ夕方で、長い長い初日となりました。
しかしこれが、息子の体調不良につながります。

食べ物や時差ぼけや匂いや、いろんな要素が重なったのか、
着いた翌日の夜ホテルで豪快に吐き、その後ずっと調子が悪い日々が続きました。

<現地での日々>
・毎朝「今日はどうする?」と話し合い、二人でイスタンブールの街を歩く。
息子は食欲がなく、昼過ぎにはホテルに戻って昼寝したりとゆるい日々。
僕は、地元のスーパーでリンゴとかぶどうを買ってホテルに届ける。

・僕は夕方、一人で出かけたりしました。
ビールが飲みたい。でも、売ってないお店も多かった。

<雑感>
・海外で息子と一緒、という状況がじんわり嬉しかった。

・息子には、道案内と、ほんのちょっぴりトルコ語を担当させた。
本を見ながらがんばって話そうとしてた。

・フェリー乗り場で僕が改札を抜けた後、トルコ版Suicaみたいなカードのチャージが切れてしまった。
息子が一人で雑踏に消え、落ち着いてチャージしてきたときは頼もしく感じた。

旅行の振り返り【息子視点】

<旅行当日まで>
・外国は怖いというイメージがあったけど、日本でケバブを食べたり、ガイドブックを見ているうちに楽しみになっていきました。

・パスポートを手にしたときはうれしかった。

<現地までの道中>
・飛行機はすごい退屈だった。ぜんぜん寝られなかった。
映画もトルコ語と英語しかないものも多かった。
機内食が楽しみだったけど、チーズが食べられなかった。

・タクシー乗り場で、大声で喧嘩してる人がいてびっくりした。
野蛮な人なのかと思って怖かった。
タクシーに乗ったら、ハンドルが逆、通行方向が逆で驚いた。

<現地での日々>
・朝、街に出かけるとき、不安だった。
坂が多いなと思った。
歩道と車道が区別つけられてなくて歩きにくい。

・建物とかに一つ一つ名前をつけながら歩いた。
巨大な石碑にジェンガ、とか。

・トプカプ宮殿でガードの人が二人、銃を持ってた。
間近に大きな銃を見たの初めて。怖かった。

・グランドバザールでは、お菓子の匂いがだめだった。
スノードームがたくさんあって記憶に残ってる。

・レストランでは料理の名前がおもしろい。
見たことないジュース。
イカフライは味がついてないし、肉もパサパサだし、食べ物はいまいちだった。

・街の中は、たばこと匂いが嫌だった。
吸い殻と、ひまわりの種があちこちに落ちてる。

・新市街は、人が多すぎて空気が苦手だった。

・スーパーで買ったくだものは、種いっぱいで苦かった。
日本のものは質が高いなと。
りんごもちっちゃい。

・モスクはおしゃれだと思った。シャンデリアとか。
日本もお寺では静かにしてるし、似てるな。

・お店の人、街の人がすごい話しかけてくる。

・駅員さんに聞いても、接客態度わるい。

・よく使ったトルコ語。
「日本」は「ジャポンヤ」。
「こんにちは」は「メルハバ」。

<雑感>
・最後の日、もうおわりなのか、と思いながら海を眺めてた。
ちょっと残念な感じ。

・日本に着いてほっとした。
食べたラーメンがおいしかった。

・外国にはまた行ってみたい。

まとめ


最後の夕方、僕はマルマラ海沿いに、息子を連れ出しました。

地元の人々がゆっくり過ごしていて、僕はとても気に入って毎日のように通った場所。

ベンチに座って、1時間ほどぼんやり海を見て過ごしました。
トルコのEFESビールも買っておいたので、息子のミネラルウォーターと乾杯。

これが、今回の旅のハイライトだったと思います。

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オリカワシュウイチ
映像クリエイター/絵コンテコーチ

初心者の映画制作をサポートする活動を全国で続ける。埼玉在住。
仲間ゼロ・カメラ1台から映画作りをスタートし『映画工房カルフのように( http://karufu.net/ )』を立ち上げ、セミナーやワークショップを通して、これまで1000人以上に映画作りをアドバイスする。スタローンに生で会ったことのある広島県人。著書に『事例で学ぶ1分間PR動画ラクラク作成ハンドブック』『iPhoneで作ろう ビジネス動画の教科書』『iPhoneでお金をかけずにビジネス動画を作れるようになる本』(全てペンコム)がある。
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