復讐なんかに時間を使うほど暇じゃない
短気な私は、些細なことでイライラしてしまいます。
私が脳内で病院送りにした日本人の数は、1億2千万人と言われています。
毎朝の30分の瞑想でさえ、私の殺人衝動は抑えきれませんでした。
古代ギリシャの哲学者セネカの『怒りについて』で得たアンガーマネジメントの手法より、
私の殺戮ショーを閉園させてみせます。
「私は完璧な人間か?」
車両で騒ぐ子供
コンビニの出入り口で集まる学生諸君
壁を突き抜けて聞こえる、隣の部屋の大盛りあがり
世間はイライラで溢れています。
すべて書き起こしてしまえば、10000文字では収められません。
怒りを感じたとき、自分へこう問いかけると良いです。
将来、自分の子供が生まれたとき、それが電車で騒がないと誓えるだろうか。
コンビニの出入り口で誰かの邪魔になったことがないと言い切れるか。
完璧な人間になることは不可能です。
よって、今後一切、完璧に振る舞うことができる人間もいません。
「明日は我が身マインド」が、国民の怒りを鎮めます。
全員、いつか死ぬ
それでも、怒りは完全には抑えられません。
私のように脳内で復讐をしてしまう人も一定数いると信じています。
そんなときは「死」を想いましょう。
人間はいつか死にます。
私も、憧れの先輩も、歩きタバコでイキる雑魚たちも。
死ぬこと、つまり人生の短さを理解している人は、復讐に時間を使いません。
それは、復讐に使う時間が勿体ないと知っているということです。
「では、大きな迷惑をかけられても、やり返さず寛容になれというのか?」
そう思う人もいるでしょう。
しかし、残念ながら答えはイエスです。
復讐は、相手と同レベルになる行為です。
迷惑をかける順番を入れ替えただけで、やっていることは相手と同じです。
下の階層に住む彼らは、無視しましょう。
また一歩、聖者に近づけました。
現在、歩きタバコを見つけるたびに全力で殴りかかっていますが、明日からは返り血を洗う時間が短くなりそうで嬉しいですよ
おわり
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