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note連載がはじまります。 |#00 繋いだ手と手のあいだから、

こんにちは。
NEWPEACEDEIBプロジェクトのオーナーをしているWine(ワイン)です。

これまでWantedlyのストーリー機能で記事投稿していましたが、「繋いだ手と手のあいだから、」と題してマガジン連載を行うこととなりました。


繋いだ手と手のあいだから、

DEIBチーム主体のマガジン連載がはじまります。

どれだけ本を読んで勉強しても、ひとりひとりの想像力には限りがある。

あたりまえのことだけど、
あの人の抱えるもやもやを全部理解することなんてできやしない。

それでもやっぱり誰かの手を取ることで見える景色があるし、
そこからはじまるものがあるとわたしたちは信じています。
 
1人でも多くの人が、今日もがんばるぞと思えるように。

”ダイバーシティ”に向かって疾走する世界中の同志たちと、共にまだ見ぬ景色を見るために。

施策や新制度設立・改修までの道のり、はたまた社内での小さな出来事などなど。等身大のわたしたちを少しずつですが書き綴っていきます。

温かいコーヒー片手にでも、
わたしたちの奮闘を見守っていただけると嬉しいです☕️


言葉と視点と、積極的な批判姿勢

企業におけるダイバーシティ活動を行う中で、誰かの困りごとを解決していくにはまず言語化が必要です。

担当者が自身の熱量だけで思うままに語ればいいというわけではありません。

問題によっては、誰かの命を断ってしまう危険性もあるからです。

わたしたちはその問題とその人の代弁者*で、徹底的なアライでありながら、自己批判の精神を持って言葉を選ぶ必要があると考えています。

普段の活動の中で大事にしているDEIBプロジェクトのCore Mindをいくつかご紹介させてください。

■学術的な研究や、公的機関の規定、各種情報、事例はアップデートされていくものだと常に認識して、学び続け、自社内の取り組みに反映していくことを大事にします。
■ダブルマイノリティや複合問題といったインターセクショナリティ(交差性)を意識します。
■いかなる取り組みもカミングアウトの強制やアウティングに繋がらないことを意識します。

この連載でも上記のCore Mindを軸にしながら、表現や用語の使われ方などをチェックをした上で公開します。

記事中で気になる表現などございましたら下記お問い合わせフォームにご連絡ください。プロジェクトメンバーと確認の上、対応します。


noteで発信を行うことについて

スタンス

DEIBチームは、note株式会社が過去に運営していたcakesでの幡野氏連載記事内容、cakes編集部の対応を一切支持していません。

概要

2020年10月:
DV被害者からの相談を「嘘」や「大袈裟」と指摘した記事「大袈裟もウソも信用を失うから結果として損するよ」に批判が殺到した記事を削除対応し、編集部と幡野さんからそれぞれお詫びのコメントが公開された。

2021年4月:相談者の幼馴染である女子中学生が性暴力や児童虐待を受けている可能性がある内容の相談記事。「友達自身が気づいて成長していかないといけない」とし、相談窓口の紹介がなかったことなどに大きな批判が集まった。記事は公開後数時間で削除。経緯や意図についての発表はなかった。

2022年8月31日以降:cakesが終了した際に、2020年に掲載されたお詫び記事閲覧もできなくなっている。

cakesとnoteの関係

旧株式会社ピースオブケイク運営、後にnote株式会社が運営し、2022年8月31日に終了したのがcakes(ケイクス)。

著者各1人づつに担当編集者がつくプロフェッショナルの書き手用。記事の公開判断は編集部が判断・権限を持つ。

プロフィール欄含め、cakes編集者のみ公開出来る仕様だった。

参照元記事


2022年11月現在のnote株式会社が展開するサービスは以下のリンク先に情報が集約されています。

noteは、記事執筆、公開、編集、削除といった記事に関する権限は全てアカウントを持つ書き手側が持っています。

DEIBチームでは、cakesとnoteが全く異なる思想の元システム開発や仕様、記事展開されていた(いる)プラットフォームだと認識し、cakes編集部に対しての批判精神を持ちながら、自分たちが責任を持って言葉を扱い、発信すると決め、noteを使用することを選択しました。


noteのサービス紹介ページの冒頭にあるメッセージは短いですがパワフルです。

noteはクリエイターが文章や画像、音声、動画を投稿して、ユーザーがそのコンテンツを楽しんで応援できるメディアプラットフォームです。だれもが創作を楽しんで続けられるよう、安心できる雰囲気や、多様性を大切にしています。

参照元記事
  • 書き手に全てが委ねられているこのプラットフォームで「安心できる雰囲気」つまり心理的安全性をどのように担保していくのか?

  • 多様性という言葉は、漢字でたった3文字の単語です。その3文字の中にこれまで行われてきた多くの社会活動や、労働者の権利獲得活動、ダイバーシティを大事に抱えながら行ってきたこれまでの企業活動の努力や多くの人びとがいます。note会員数は500万人(2022年4月時点)になるそうですが、500万通りの多様性をどのように抱えていくのか?

私たちDEIBチームは、1ユーザーとして発信内容に気遣いつつ、批判的な姿勢も同時に持ち続けることをみなさんにお約束します。

*弊社のDEIB活動では、困りごとがある人が自らの口から語るかどうか、誰に語るかはその方の意思に委ねています。会社組織はひとつの社会的なコミュニティです。その人の生活基盤に関わる社会的な役割があり、一人ひとりが時間をかけて築きあげてきた社会的な地位や役職があります。それを守ることも、ダイバーシティ活動に組み込まれた宿命です。

writer: ワイン エリカ
editor: Ai Tomita


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