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他人と違う事をすれば、自分の方が大きいと錯覚する

こんにちは!ふじです。
ひっそりと「錯覚からの解放シリーズ」第3弾。
改めて書かせていただくと、

「あなたの悩みは、ただの錯覚かもしれない」


みたいな事を「錯視」を用いて“見える化”する試みです。

論より証拠。
早速行きましょう!
今回は、こちらの錯視が題材です。

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人間の目は本当に不思議です。
そして思っている以上に単純です。
何でも見極められそうに思うのに、すぐに騙されてしまいます(決まり文句)

確かに大きく見えてしまいませんか?
確実に大きく見えるんですが、見えない人っているんでしょうか。

この錯視も“ある見方”をする事で、違う見え方をします。
よければ、こういう見方でもう一度この図を見てみてください。

この「四角形たち」がもし「人間」だったら?

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あなたかも!?とは書きましたが、どちらの四角形を「自分」だと捉えるかは人それぞれでしょうか。

僕には、この斜めの四角形が昔の自分に見えたんです。

もちろん、極端にイケメンな訳でも抜群に賢かった訳でもありません。
突出した才能も、特別な環境に恵まれていた訳でもありません。

何の根拠もないのに、それでも“自分は他人と違う”そう思っていた節があります。

少しでも人と違う特別な存在になりたくて、自分なりに気張った過去がありますが、今考えるとコレはほぼ皆が通る道なのでしょう笑

しかし事実は、この図が示すように

傾いているだけで、同じ大きさの正方形でした。


あぁ...ツラい笑
認めたくないけど、認めざるを得ない気がしました。
私個人の思春期なんかを思い返すと、完全にこう錯覚していたから。

そして同じく、今思うと周りの人たちもそう違わなかったような...
そうつまり、あの頃の私たちは小さな世界でどんぐりの背比べをしていたんだなぁと、切ないノスタルジーに包まれます。
もちろん、中には例外もいましたけどね。

さて。
あえて“昔の自分”と書きましたが、少しカッコつけてしまいました。

もう30代で2児の父親になったのに、今でもこう思ってる節があります笑!!


なんか...知りたくない現実を突きつけられた気持ちになりました。

いつしか、クソ真面目に“人と違う自分”みたいなものが立派なアイデンティティとなり、デザインやらでご飯を食べられていることにプライドも持って生活してきたのに
「錯覚だよw」
って言われた気がしました。
そう思ったのは、きっと無意識的に自覚もあったのだと思います。

そういう意味では、最初から同じ大きさにしか見えない人なんかは、物事を冷静に、錯覚せずに判断できる人なのかもしれませんね。

ただ...
ただですよ?

仮に読んでくださっている方の中に、もしかして!
万が一ですが、こう見えている方もいるのではないでしょうか?

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「俺だけがまともで、周りが変わってるだけパターン(自分の大きさが正しい)


まぁ別にね。
自分でテンション高めに書いておいてなんなんですが、
「あなたも錯覚してますよ」とか
「あなたもどんぐりなんですよ」とかを主張したい訳ではないんです。

僕自身、これまで色んな人に
「それは違うと思うよ」「夢見がちだよね」
そんな事を言われても、どこかで“あなたは私の事なんて分かっていない”と、斜に構えていましたし、たぶん今もそうです。

自分を持っていること自体は、自分であれ他人であれいいことだと思います。
それが根拠のない自信であったとしても、奢りであったとしてもです。

これからももう少しだけ続けさせてもらいたいこの錯視たちから得る、僕なりの気付き、発見は

「本当に錯覚している自分が確実にいる」


という事実をリアルに実感できる点です。
説明されなければ錯覚している事に気付けなかったかもしれない。
という事実を否定できません。

一瞬かもしれないし、言われても信じられないとかの加減は人それぞれだと思うけど、確実に錯覚してしまうんです。
だってそれが人間の仕組みだから。
これはもうしょうがないんです。

かと言って、自分を否定する必要は全くありません。
錯覚していたなら認識すればいいし、もしも僕も他人とそう違わないどんぐりだとしても、それならば芽を出す努力をしよう。
こう前向きに捉えること自体は、マイナスにはならないでしょう。

これからもこのシリーズで書いていくことは、他者啓発に見せかけた自己啓発です。
できるだけシンプルに、楽しく日々を過ごしていきたいだけです。

まぁただ、頭のいい人たちに超絶難しい言葉で説明されるよりかは、こっちの方が馬鹿らしいけど面白くて分かり易くて納得し易いんじゃね?
こう思っています。

あなたの日々のモヤモヤや悩みを、ちょっとでも納得できたりスッキリさせる事ができる。そんな存在になれたらいいなと思っています。

今日はここまで。
今回も読んでくださってありがとうございました!
ではまたー!


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