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<自炊革命>コロナ禍で自炊を頑張る全ての人に伝えたいこと

どうもお久しぶりですMCセッキーです。最近は本団体の統括業務とラジオ放送に注力しておりまして、noteの投稿はお休みさせていただいておりました。

しかし…!!!

この度は、コロナ禍で自炊を頑張る全ての人に是非とも伝えたいお話がありまして寄稿させていただくことになりました!!それでは、Let's go.

コロナ禍における食事の現状

コロナ禍における食事の現状としては、下記のようなことが挙げられます。

・外食が激減した
・自炊が増えた
・テイクアウトが増えた
・デリバリーサービスを使用することが増えた

外食が激減して、その代わりに自炊/テイクアウト/デリバリーサービスの使用が増えたという感じですね。このコロナ禍で増加した食に関する家中消費においては非常に興味深いものがあり、例えばこれまでほとんど使わなかったUbereatsを使用するようになったり、オンライン飲み会という概念が浸透したり、どれを取り上げても面白いのですが、今回はこの中でも自炊の在り方について深掘りをしていきたいと思います。

自炊に時短を求める人が大多数

筆者の周囲の人に話を聞くと、やはりコロナ禍に入ってから「自炊を始めた」・「ほとんどの食事を自炊で賄うようになった」という人が多くいます。

その人たちの話を聞くと以下のような特徴が見受けられます。

・ミールキットを購入する人
・ヨシケイなどの決められたメニューに応じて食材が配送されるサービスを利用する人
・クックパッドなどのレシピ公開サイトを利用して、時短レシピを検索する人

いずれの人も、毎日の家事として組み込まれた自炊に対して、いかに効率的に負担なくこなすことができるかということに重点を置いて向き合っているように感じられます。もちろん、これまでアウトソースしていたものに取り組むことで負担は増えますし、他に優先させたい活動もあると思うのでこの傾向自体は至極真っ当な生活者の流れだと思います。しかし、今回お伝えしたいのは「自炊効率を上げ負担を減らすことで、自分の可処分時間を増やす方法」ではありません!

筆者が今回伝えたいことは…

「こんな時期だからこそ自炊を最高に楽しもう!自分の成長に繋げよう!」という自炊の取り組み方改革です!!

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「でもそれってどういうこと?」
「自分は料理が好きだし、自炊の際もいろんなレシピを参考にして楽しみながら作ってるよ」
「時短で自炊ができることもスキルという面では自分の成長につながっているけど?」

などなど、みなさんの反応はこんなところでしょうか。次に筆者が影響を受けた具体的なサービス事例を取り上げ、もう少し主張の深掘りをしたいと思いますので、引き続き読み進めてください!

自宅訪問型レシピのない料理教室「ハクシノレシピ」

筆者の主張をもう少し具体化するために、今回は「ハクシノレシピ」というサービスを取り上げさせていただきます。このハクシノレシピというサービスの特徴は

・自宅訪問型
・メインターゲットは子ども
・レシピもメニューも与えない
・食材選びから調理方法まで子どもの判断に任せる
・子ども主導で行い、アドバイザーは主に子どもの相談役

つまり、最初から最後の工程まで子ども主導で料理の完成を目指すサポートをするサービスというわけなんですけど、これすごく面白くないですか?

・どの食材の組み合わせにすると栄養バランスがいいか
・どれくらいの量の材料が必要なのか
・ベストな調理手順はどの順番か
・具材の切り方は何切りが適切か
・どの調味料を使うと理想の味付けができるか
・1食を作るのにどれくらいのお金がかかるのか

など、子どもが考えなければいけないことは山ほどあります。みなさんも是非思い出してもらいたいんですけど、小学生の時の家庭科の時間や自宅で母親に料理を教えてもらう時間ってとてもワクワクしませんでしたか?

ワクワクするだけではなく、ハクシノレシピによると、このように自分で考えて料理をするプロセスによって、論理的思考力を司る左脳とクリエイティブな発想を司る右脳の両方を高い水準で鍛えることができるそうです。

これって、オトナの私たちにとっても大切なことですよね。ハクシノレシピというサービスを知ることで、二十歳を超えてオトナになった私たちは、目の前のことでいっぱいになってしまって、何事も楽しむという子どもの時にはあったはずの精神的余裕が失われてしまっているのではいかという視点に改めて気づかされたような気がします。


考察ーどんな状況でも目の前のことを楽しめる精神が重要ー

今回ハクシノレシピというサービスの紹介を通してみなさんにお伝えしたかったことは、

我々オトナは、目の前のやらなければいけないことに追われて、子どもの時のような何事も楽しむという精神的余裕がなくなってしまったのではないか。コロナによっておうち時間が増え、それに伴って可処分時間も増えた今こそ、目の前のことで遊ぶ=楽しむことができるというような精神的余裕が必要になってくるのではないかということです。

自炊を効率化して負担を減らすこと自体は否定しませんし、そのことで捻出した可処分時間を割り当てるための熱中している何かがある人にとっては大切なことかもしれません。(個人的には何に割り当てられるのかとても興味深いです)ただ今回お伝えしたいのは、週7日あるうちの1日だけでもいいから、ハクシノレシピ的料理の楽しみ方をしてみてはいかがですかということです。料理を楽しみながら右脳と左脳を鍛えて、それでいて美味しい料理を食べることができる。そしてそういった少し変わった自炊の話を友達に共有することでも盛り上がれる。これ、最強じゃないですか。

おまけ

少し話は逸れてしまいますが、いろんな人の話を聞いたり、SNSを漁っていると、冒頭で挙げたような何事も効率化を目指すような人とは対象的な人もチラホラ見受けられました。

おうち時間が増えたので、例えば、自宅でカクテルを作るようになった人ですとか、発酵食品を仕込むようになった人とか、自分で手間暇をかけて物作りをするようになった人が増えたような気がします。

コロナ禍における生活者の価値観の変化ということでいうと、

効率化重視→自分が手間暇かけて作成するプロセス重視

ということがあるかもしれません。

このことを考えると、生活者の価値観が変化しつつある現在、最後の一手間を自分で加えるミールキットが流行っている理由もうなづけますよね。今後は、あえて商品にスキマを与えたもの必要な道具をセットで提供してくれるスターターキットみたいなものがカスタマイズ消費プロセス消費の文脈で人気を集めるかもしれませんね。

今後も気ままに投稿できればなと思っております。お読みいただきありがとうございました。それでは。



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