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第91話・未来から来たおっさんが、俺の違和感を修正する。【お前の本気を引き出す第1の習慣について】

※この記事の経緯


特に質問もなかったら、さっそく始めていこか。

お前の本気を引き出すための、第1の習慣のトレーニングや。

【日々違和感を修正する】

これを、小さなことから実践するんや。

一気に全部をやろうとするのは無理があるからな。今すぐに取り掛かれることで、即時に修正できることは、今すぐに修正していこや。

これをする理由は、お前の性格を活かすためなんや。

お前が育ってきた環境は、今に始まったことではなく昔から恵まれた状況やなかったやろ。生活水準も普通以下でずっときてたやん。

その期間を長く過ごしてきたからこそ、夢や目標を目指したり、ワクワクすることをやろうとするのは、お前には向いてへんねん。

16歳のお前にそれを言うと、夢も希望もないように思えるかも知らん。

ただな、夢を追いかけるのは諦めろって言うことやないねん。お前が本当に手にしたいものは、何かを追いかけて手にするものやなくて、違和感を一つ一つ無くしていった先で自然に手に入るものやねん。

だからな、周りで夢叶えてたり、ワクワクして楽しんでる人間見て、劣等感や焦りを覚える必要は、お前にはないんやで。

それで上手くいく人間は、そうしたらええだけや。

でも、それが微妙やと感じる人間は、無理にそうせんでもええちゅうことや。そもそも、そういうのにも違和感あるのなんとなく感じてるやろ?

周りのキラキラした人間みとったら、逆に嫉妬心が生まれたり、自尊心が下がったりして、お前自身にとっていい影響が生まれてないことを薄々は自分でも気づいてるはずやねん。

ほんで実際に未来のお前は、夢や目標を手放してから人生の流れが変わってるからね。それに気づいたのも、30歳を過ぎてからやけどな。

違和感に敏感になって、それをすぐに修正する。正直こんなん聞いても、めっちゃ地味でおもろないやろ?今すぐやりたいってワクワク感なんて、全然生まれへんやん。

でもな、結局は地味でおもろないことを大事にした先に、おもろい未来がやってくるんや。

何よりも、ワクワクするような感情をモチベーションの動機にせんでええ生き方にもなる。ワクワクしようが、しまいが、モチベーションがあろうが、なかろうが、違和感があることはその瞬間にできることから淡々と修正し続ける。

そしたらな、現実は着々と動いていくねん。

そや、ちょっとお前の中学生の頃を一緒に思い出してみよか。

1年前の中学3年生の時期や。
この頃から、お前の家庭環境が悪化し始めて多やろ。

勉強にも集中できへんし、受験も控えているし、この先どうしようか悶々としてた時のことや。

お前あのとき、自分でも気づいてへんやろうけど、めっちゃええことしとってんで。ほんでそれが結果的に未来の成功要因に関係してるからね。

そこを思い出すことが、違和感を修正することの価値を理解するヒントになるからな。

ほら、あんときやってたこと、思い出してみい。
夜な夜な、ノートに書いてたことがあったやろ。


次回へ続く。

【物語の始まりはこちらから】

20億PV
趣味作家newmoonより

【趣味作家newmoon物語】






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