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クラウドを理解し、使い倒し、利益を追求する!


クラウドとは何かを知ることから始める

皆さんが普段口にしているクラウドとは、
クラウドコンピューティング(Cloud Computing)の略称であり、
インターネットなどのコンピュータネットワークを経由して、
コンピュータ資源をサービスの形で提供する利用形態です。

Cloudとはそもそも英語では「雲」を意味しており、
クラウドの世界的な普及で、
オンラインで必要な時に必要なサービスを利用できるようになりました。

それにより、あらゆる仕事や作業が効率化され、
社会の創造性を高めることに成功したのです。

クラウドには種類が複数存在します。
種類に関係なくそれらをまとめて人々はクラウドと呼んでいるため、
定義が非常に曖昧な部分もありますが、
一応クラウドの中ではきっちり分類されていますので、
どのように分類されているのかを見ていきましょう。

クラウドの代表的なものとしては、以下の分類(名称)があります。

●SaaS (Software as a Service)
ソフトウェアを提供するクラウドサービス

QCDトータルマネジメントシステム(コストダウン自動化機能)
→NEWJI
グループウェア
→Office365/G Suite/kintone/サイボウズOffice10/Garoon
社内SNS
→Workplace/Talknote/airy
ビジネスチャット
→LINEWORKS/Slack/Chatwork
ERP
→GLOVIA OM/SAP Business One Cloud/NetSuite/Workday
会計ソフト
→MFクラウド会計/Freee/弥生会計オンライン
CRM/SFA
→Knowledge Suite/Salesforce/eセールスマネージャー/Zoho
名刺管理
→CAMCARD BUSINESS/Sansan/Eight
プロジェクト管理
→Asana/Wrike/JIRA/Trello

●PaaS (Platform as a Service)
開発環境を提供するクラウドサービス

→Google App Engine/Microsoft Azure/IBM Cloud/Amazon Web Services(AWS)/Oracle Cloud Platform/App Cloud

●IaaS (Infrastructure as a Service)
サーバーを提供するクラウドサービス

→Azure Virtual Machines/Amazon EC2/Amazon Simple Storage Service (S3)/Google Compute Engine/Google Cloud Storage/IBM Cloud IaaS/TOAST/Alibaba Cloud Elastic Compute Service/Oracle Cloud Infrastructure Storage/CloudSigma

等があげられます。

クラウドの種類が横文字で、かつサービス名も横文字で…
多少みる分には難しく感じられる人も多いかと思いますが、
実際にクラウドサービスを利用し始めると、
もうそれなしでは生きていけない…
そんな便利で効率化されたサービスが世界中には数多く存在します。

NEWJIも、このクラウドサービス「SaaS」の一つであり、
調達購買業務を圧倒的に簡素化・効率化し、
ほぼワンクリックで煩雑な作業を自動化することが可能ですので、
非常に便利なサービスとなっています。

ただ、実際にクラウドサービスをあまり利用したことがない方には、
まだまだクラウドの定義ってなんだ??
難しそうじゃない??
と思われた方も多いかもしれませんので、
もう少し具体的にみていきましょう。

これまでは、パソコンの普及前後、
何かをするときはハードウェアを購入したり、
ソフトウェアをパソコンにインストールしたり、
ソフトウェアのライセンスを購入しなければ、
サービスが使えないことが一般的でした。

しかし、クラウドの出現によりハードウェアを購入したり、
ソフトウェアをインストールしなくても、
利用できるサービスがたくさん生まれたのが今の時代です。

一般的に、ハードウェアを購入したり、
ソフトウェアをインストールしなくても利用できるサービス、
それこそが俗に言うクラウドサービスと呼ばれているものに当たるのです

クラウドサービスのメリット・デメリット

インターネットを利用し、ネットワークを介することで、
いつでも・どこでも利用できるという環境が整いました。

クラウドサービスには多くのメリットがのはもちろんですが、
多少のデメリットもあります。
ここではクラウドサービスを導入する際に知っておきたいメリットとデメリットをご紹介します。

●メリット
ハードウェアの購入が必要ないクラウドサービスは、ハードウェア(サーバーやアプリケーション)を所有するわけではないので、購入するというよりも「利用する」というイメージです。

ということは、サーバを導入する際の初期費用を考える必要がなくなり、保守費用や運用費用も考える必要もなくなるため、導入コストの削減にもつながるのです。

社内IT担当者の負担軽減クラウドサービスでは、サービス自体の運用管理や監視はサービス提供者が行うのが普通です。
また、バックアップや機能アップグレードもサービス提供者によって実行されます。

そうなると、社内ではこれまでIT分門が行っていた作業が、クラウドサービス提供者によって行われるため、実質IT部門が必要なく利用できるようになります。

目的に応じてサービス内容を簡単に変更できるクラウドサービスの多くは、月額費用(サブスクリプション)やサービスごとの従量課金制を採っているところが非常に多いです。

そのため、使用していない間は費用が発生しないというメリットや、目的に応じて必要なサービスだけを契約することにより、運用するコストを必要最低限に抑えることができます。

●デメリット
サービスの停止や終了のリスク頻繁に発生することではありませんが、クラウドサービスそのものは、サービス提供者が提供するサービスの一つということになります。

利用中のクラウドサービスが突然サービス提供を終了したり、一時的に停止したり、あるいは、サービス提供者の都合ではなく、ネットワーク障害などが発生した場合、サービスの利用継続が難しくなる場合も全くないとは限りません。

利用に通信環境が必須クラウドサービスはその名の通り、クラウド(インターネット)というネットワークを介してデータやアプリケーションを利用します。

ワードやエクセルと違い、インターネットに接続できる環境でないと利用することができませんが、そもそもこのような環境が整っていない会社はもうないと思われますので、デメリットと言うべきかどうかも悩みどころです。

カスタマイズがしにくい自社開発のシステムと違い、クラウドサービスは他社のサービスを利用する形になります。

自社開発、もしくは外部委託開発による自社専用のサービスとは異なり、目的に応じて自由自在に仕様を変更することは不可能です。

しかし、多くのクラウドサービスは、提供するサービスが利用する会社(ユーザー)の状況に合わせて、ある程度カスタマイズ設定ができるよう、体制を整えている提供者も少なくありません。


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