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【公開記念連載コラム】<『新しい街 ヴィル・ヌーヴ』はどんな作品?>(10)「『新しい街 ヴィル・ヌーヴ』劇場公開初日・2日目ダイジェスト!」

9/12、『新しい街 ヴィル・ヌーヴ』がついに公開となりましたが、公開記念コラムはまだまだ続きます。第10弾は公開最初の週末の様子をお伝えします。

過去のコラムはこちら「【公開記念コラム】『新しい街 ヴィル・ヌーヴ』はどんな作品?」

【原画プレゼントに劇場は満員御礼!】

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イメージフォーラムの公開初日と2日目にあたる9/12、13には、各日先着70名様に原画がプレゼントされました! 両日の初回は、ともにチケットはソールドアウト!

原画を入手した観客のみなさんは、自分が手にした絵がスクリーンに映し出されるのを目撃するというまたとない体験をなさったのではないでしょうか。終了後は映画の感想とともに原画の写真をTwitterにアップする投稿もちらほら見られました(みなさんがどんな絵を手に入れたのか、是非検索してみてください)。

なお、現在、シアター・イメージフォーラムには、本作の原画が展示してあります。鑑賞前に見て期待を高めたり、鑑賞後に見て余韻を感じたりしながらアニメーターの息づかいを感じてもらえればと思います。

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【初日トークイベントも大盛り上がりのうちに終了】

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公開初日の19:10の回 上映終了後には、編集者の若林恵さん(黒鳥社/元『WIRED』日本版編集長)をお招きして、ニューディアー代表 土居伸彰とのトークイベントも行われました。

トークは予定時間を大幅に超過する大盛りあがり! 本作が1995年の実際の独立運動に基づいていることに着目し、現代のデモ・独立運動における世代間認識のギャップについての指摘や、1990年代という時代が世界的にとても重要だったことを考えてみるべきなのではないかという問題提起など、カルチャーと社会のつながりについて深く考え続けている若林さんだからこその読み解きに、会場は唸りました。とりわけ養老孟司さんからかつて聞いたという「25年周期の身体性の回帰」という話は、日本でも多くの驚愕の事件が起こった1995年から25年が経った2020年という年に聞くと、なかなか考えさせられます。本作が今私たちにアピールしてくるのも、1995年という年がなにか特別なものであったからかもしれません。

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公開記念のイベントは、これからもご用意しています。9/21(月・祝)19:10の回上映終了後には、細馬宏通さんをお招きしたトークを開催予定です。また、ブルーレイ購入者の特典となる作品解説イベントについても、近日中に情報を発表します。劇場窓口で販売しているBDも是非、お買い求めください。

『新しい街 ヴィル・ヌーヴ』はシアター・イメージフォーラムで絶賛公開中!今後、名古屋シネマテーク(10/17)、出町座(10/23)、上田映劇(10/24)、横浜シネマリン(11/14)、金沢シネモンド(近日)、テアトル梅田(今秋)、神戸アートビレッジセンター(公開日未定)にて全国順次公開となります!

パンフレットに加え、特典付きの本編ブルーレイも劇場限定で発売。また、YouTubeでは特別メイキング映像も絶賛公開中です。ぜひご覧ください!

なお、出町座では10/23にニューディアー土居伸彰がアフタートークを行うことが決定しておりますので、関西圏の方は是非こちらにもお越しください。

本作の最新情報は、公式ツイッターアカウントをチェック!

https://twitter.com/ND_distribution

前売券も劇場窓口・メイジャーにて販売中。先着でポストカード5枚セットもプレゼント! お早めにお買い求めください。


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