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懐古厨な自分


地下鉄の中吊り広告

少し前に、ヘッダーにもある地下鉄の中吊り広告が目についた。
なんか見覚えのあるキャラクターだなとおもったらロウきゅーぶの湊智花ではないか。
カードゲームには興味はないのだが、物凄く懐かしい気分になり、思わず一枚写真を撮りました。
高校時代の友人にアニメ好きが多く、当時はアニメやラノベ、そしてSF小説にはまっていた。旅行や鉄道からやや離れていた時期なのは以前にも触れた通りです。(続きの記事は中々進んでません)。

深夜アニメとの出会いー90年00年代のアニメがいい


しかし、最近のアニメ事情はよくわからない。見るアニメといえば1990年、2000年代のものばかりです。
1990年代はまだ日中やゴールデンタイムと言われる時間にテレビアニメが盛んに放送されていました。
2000年代後半に入ると深夜アニメブームみたいなのがありました。
本格的に深夜アニメにふみいれたのは、高校生である2010年代。
ゼロの使い魔Fを断片的ながら生で視聴しラノベを図書館や書店の立ち読みで読んだのは思い出です。
ただ、深夜アニメにはまったのも一瞬でした。美少女ハーレム系などはワンパターンで非現実的過ぎたのも一因です。
また、深夜アニメだといわゆる日常系と言われるジャンルでもシリアス要素を入れるパターンが多く、肩の力を抜いて見れないのです。
当時記憶のある生で見ていた作品で比較的よかったのは、ロウきゅーぶ!とゼロの使い魔、そしてゆゆ式くらいでしょうか。
 美少女云々と言ってもロウきゅーぶ!はいわゆるスポ根要素やワケありのキャラクターが少なかった点がはまったのかもしれません。

あと、ゼロの使い魔はなんやかんやモテて鼻の下のばしてもヒロインに一途なところが理想のラブコメで感情移入するのはもちろん、魔法と兵器の組み合わせというSF要素をいれていたのも熱かったり、ルイズの詠唱がかっこいいというギャップがあったり、いいバランスなんです。

OPテーマがよかったアニメは幾つかありました。特に人類は衰退しましたの主題歌はよかったです。
大学進学後、後追いでCLANNADやらき☆すた、妄想代理人などを視聴しましたが、いずれも2000年代の作品です。
学生の頃からブームが落ち着いて少し後に作品などを知りはまることも多かったですが、最近はその機会もほとんどなくなっています。恐らく流行りのアニメで最後に触れたのは2017年のけものフレンズです。しかし、2期で製作陣が変わり大炎上してしまい、「やさしいせかい」とは何だったのか、厳しい現実と向き合うことになってしまいました。
知らないだけかもしれませんが、ドラゴンボールで言うと未だに1993年の映画を基にしたブロリーmadが投稿され、本家もブロリー映画を新作で出すので案外飽和状態なのかもしれません。

理想の物語は魔力を持つ

特に東京に来てからは、このあたりの作品などにふれると懐かしい気持ちと「理想」の世界に現実逃避したくなる思いでいっぱいになります。メンタルの状態が、高校時代から大学初期の感じに戻っているとさえ思います。
下手すると人を引きこもりにさせる「魔力」さえあるかもしれません。
ネット上でいわゆるオタク界隈で攻撃的な方もよく目にします。優しくてかわいい人と平和的な日常を描かれていて、それを求めている筈なのに不思議です。なぜ不思議かというと厳しい現実だからこそ、むしろ節度を持って広い目で異見を見た方がいいと思うからです。
現実に不満を抱きすぎて、理想の物語に入り込み過ぎ、視野が狭くなっているのかもしれません。特にtwitterはカオスで批判を述べることがnoteより多いです。
自分自身もこれは気をつけないといけません。

生まれていないのに懐かしさを感じる

あとクレヨンしんちゃんにしてもドラえもんにしても面白いのは1990年代のものです。最近のは正直いまいちです。
ただそれ以前の作品になるとそれもまた、興味が湧かないです。
ただ、1980年代の動画とか見ていると生まれてもないのに、この頃の方がよかったのではないかと思うこともあります。
ラッキー7や名古屋のドナウ川のさざなみや古い近鉄電車もぐっと来るものがあります。

それで言うとベルマージュ堺のエスカレーターも懐かしい雰囲気の放送で、幼い頃を思い出して、こみ上げてきます。

それでも時代は進み、抗えない


こうなる原因は、人の本能的なものもあったり、情報化社会で情報過多で刺激が少なく、さらに規制も厳しく息苦しさを感じる部分もあるでしょう。
しかし、未来を向かないといけないです。歴史的に見ても建武の新政や尊皇攘夷は失敗に終わっている訳で、懐古厨は「負ける」運命にあります。
ある程度は「今」に適応しないといけないし、そのために東京に来たというのもあります。

でもあの頃に戻りたい!

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