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自己紹介と、ひとり起業にいたるまで①

はじめまして、新米ひとり社長の起業日記(以下、ひとり)と申します。
主にマーケティングの受託を仕事にしておりまして、細々と働いております。
今回の記事の内容は、まだ起業にまで至っておりません。
その前段の起業するまでの時代についてなので、ひとりの平凡な人間が起業するまでのストーリーとしてお読みください。
(読む人が読めば身バレしそうなエピソードも記載ありますので、気づかれた方はこっそりDM、LINEください)

●こんな人に読んでいただきたい(内容が参考になりそうな方)

・起業に漠然とした興味はある
・他人の仕事の話を聞くのが好き
(特定のビジネスへの勧誘等を、目的としておりませんのでご安心ください)

以下、簡単なプロフィールを記載しておきます!

●profile

・年齢   :30代前半のアラサー
・性別   :男性
・婚姻歴  :なし(独身)
・居住地  :東京
・学歴   :関西の私立大学
・仕事   :マーケティング支援など
・家庭環境 :地方の一般家庭
・好きなこと:外食(平均週3くらい)、ラジオ(ずっとイヤホンしてます)、
                            マンガ(電子書籍派、Web Toonも読みます)など
       お酒はあまり飲みません

●noteをはじめた理由

最近、いろんなことがパラレルで動いており頭の中を整理しきれず、モヤモヤしている時間が長く文章を書いてみようと始めました。
また、起業という選択肢の取り方について、する・しないに関わらず私の経験が誰かの参考になれば、とても嬉しいなと思っています。
私自身、起業って一部のスーパーマンみたいな人がやることで、自分はずっとサラリーマンだと思っていました。
現在もどっちが上とか下とかはないと思っていますが(頑張っている人は尊いです)、起業するとサラリーマンの時とは違った悩みが発生しますので、その辺りのリアルなところもお伝えしていきたいなと思っています。
よろしくお願いいたします!

1人起業に至るまで

●新卒入社時代

新卒ではメーカーに入社して、2年ほど地方で営業をしておりました。正直私は、当時自分のことを優秀な人間だと勘違いしていたよくいる若者で、いざ社会に飛び出てみると最初は調子が良かったものの、その後は尻すぼみで全く売れない営業マンになりました。自分はできるという期待(希望)と、徐々に信頼されなくなっていく空気を感じていたことをよく覚えています。
その中でも、私のことを信じてくれていた当時の上司には今でも本当に感謝しており、そういった方の支えがあり何とか毎日を生きていました。
(最後の方は日曜日の夜になると、不整脈が出るくらい追い込まれていました笑)

当時の私は、縁も所縁もない地方に飛ばされ土日はパチンコ、大して好きでもないお酒をたくさん飲み、平日は仕事して家に直帰するという空虚な時間を過ごしていました。ありがたいことに、私のような人間にもそれなりに良い給料が支払われていたので生活面での不安はありませんでしたが、この生活を続けることに未来への希望が持てず、会社に依存しないポータブルスキルを身に付けたいなと思って転職活動を始めました。

そして、採用面接で「受かったら車どうするの?」と私が当時乗っていた外車について質問があり即答で「売ります!」と返したら採用され、運よくマーケティング支援会社に潜り込むことに成功しました。

●転職時代(前編)

前職には6年ほどいて、やることやロールも変化していったので、分けさせていただきます。
私は入社後すぐに今まで自身がいかに恵まれていたか、ロースキルだったかを身をもって知ることになります。
中途研修後、配属初日に企画会議があり参加することになりました.
時刻は確か21時ごろ開始だったと思います。その会議で色々あり、配属初日の帰宅が28時でした。本当に初日から色々なことが起こり、私にとってはこの会社で成長していく覚悟、社会で生きていく覚悟ができた忘れられない日です。

当時の私は営業マンとしては前職のご指導のおかげで、一定の所作は身についていましたが、いかんせんPPT、EXCELといったofficeをほぼ触っておらず、「フォントの違いに気づけない」「体裁を揃えられない」など内容以前に仕事がまともにできないレベルの激ヤバくんでした。
ただ、かなりハードワークする会社で周囲の人は実務ベースで学び、自分で勉強する人が少なかったので生意気にも、1-2年後にはほとんど抜けるだろうという楽観的な考えで日々働いておりました。
正直この頃の記憶はほぼなく、仕事して寝て仕事するを繰り返していました。可処分所得が大幅に下がったので外車のローン残債がかなり辛かったことだけ覚えています笑

そして日々の激務に麻痺する中、自身の成長もそれなりでギリ戦力として見られるくらいになったある時、私にとって運命的な出会いが起こります。
当時、時価総額が1,000億円を超えるスタートアップの案件で、先方の社長直下の案件でした。会社としても経営陣同士が旧知の仲で投資額もそれなりに大きく、失敗できない案件にアサインされることになったのです。

先方の社長の、仕事への熱意、日本を変えるという意志に感化され私の中にあった「自分にはどうせ無理」「自分はこんなもん」という、無意識にかけていた固定観念、ある種の呪いが解けました。
こんな成功者でも本気で実現したいことってあるんだなと身をもって体感しました。

フロントに立って、先方との折衝などしていましたが、当然力不足で一度フロントから外れるなど紆余曲折ありましたが無事に完遂し私も一皮も二皮も剥けることができました。
社内でも「ひとり変わったよね」とよく言われるようになりその方の熱が自分にも伝播したのが滲み出ていたのでしょうか。

すごい人と仕事する経験は得難く、自身の将来を左右することもあるので、そういったチャンスは逃さず喰らいつくのは大事だなと改めて思います。

次回は、転職時代の後編と起業に至るまでの個人事業主時代を書きたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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