石川恵美子

New Agenda代表。HR出身。キャリアコンサルタント×講師。 大学でのキャリアデ…

石川恵美子

New Agenda代表。HR出身。キャリアコンサルタント×講師。 大学でのキャリアデザイン授業講師、授業開発。キャリアコンサルタント養成講座講師。大学生〜管理職まで幅広く。企業研修、1on1、部下育成、職場環境改善、メンタルヘルス研修講師としても活躍中。

最近の記事

潜在的な価値観を探るツール「MY AGENDA CARD」について

①MY AGENDA CARD開発秘話(きっかけ)2020年冬。キャリアコンサルタントを取得して6年が経とうとしていました。 第二新卒支援から始まったキャリアコンサルタントとしての私のキャリアはこの6年間で多岐にわたり、その中でも大きな軸のひとつであるキャリアコンサルタント養成講座の講師の仕事も3年目を迎えようとしていました。 その養成講座の事務局の方からプレミアムセミナーに登壇しませんか?と依頼があり、「キャリアコンサルタントを取得し活かす道」として参加者は過去最大。そ

    • さらに豊かな自分になる

      好きな人や、大切な人。 それは誰なのか、人によっても違うわけだけど。 自分にとってそんな人たちが活躍したり頑張っていたりするともちろん嬉しい気持ちと、自分はできているのかなっていう焦りの気持ちと、そしてちょっとその才能やパワーに妬いたりする。 「ワシが育てた」という表現はこの心境をうまく表現しているなといつも思うw 先日とある人に「木村本」を譲った。 初めてキャリアコンサルタント養成講座で登壇した初期のもので私の書き込みがあほほどあり、ページも落ちてセロハンテープで止めて

      • はじめての有形

        私はずっと形ないものを売っていた。所謂無形営業出身である。 人材広告会社に勤めていたころ「広告はみずもんやからな」と 大好きだった上司がそう言った。 「あてにならんもんうってんねんから結果がどうであっても 〝しかたなし〟。それより次の手を考えながら動け」 といつもいつも教えられていた。 話は変わるがこの上司は「春と臓器以外はなんでも売ってええで」が口癖だった。なんちゅうことを言うねん。でもそんなところも私の自由にさせてくれている感じがして大好きだった。 人材広告屋では

        • インフォーマルアセスメントを開発した③

          ただ、一方で悩みもしました。 長く若年者支援をしてきたので99個のピックアップした価値観が「若い」のではないか、という点に悩みました。 ここはかなり時間を割いて言葉を選択しました。 実際シニア層にカードを触ってもらった時にフィードバックをいただき、参考にさせていただきました(例えば「健康」「無」「血縁」等) フィードバックをくださった皆様ありがとうございました。 このようにして99個の価値観+ワイルドカード(白紙)1枚で合計100枚の価値観カードが完成しました。 その

        潜在的な価値観を探るツール「MY AGENDA CARD」について

          インフォーマルアセスメントを開発した②

          昔から急だね。とよく言われる。 禁煙も、キャリアコンサルタント資格取得も、講師を目指したのも。 きっかけはあったのもののいつも急だった。 経験だけは積んでいる(そうは言ってもまだまだであるが) キャリアコンサルタントを資格取得してからもうすぐ5年。 セッションをした人数は約4000名を超えていた。 人には大切にしている価値観がある。ストーリーがある。 それらを使おうと思った。 ホランド先生のリアセック理論も横目に 今までのクライエント達がよく口にする価値観を99個ピック

          インフォーマルアセスメントを開発した②

          インフォーマルアセスメントを開発した①

          きっかけはなんだったかと思いだす。 去年の12月。キャリアコンサルタントにむけたセミナーに登壇した時だった。 ▲講演前に激写されていますw ワークの一つに自己紹介を作成するコーナーを設けた。すると皆さん結構苦戦されていた。ファシリテーターとして介入したとき「その人らしさ」がぬけてたり、複雑でよくわからない文章で構成されていたり…ということが散見された。 ふむ。クライエントの価値観、ストーリー、概念の言語化を促すのが仕事のキャリアコンサルタントであってもいざ「自分」の自

          インフォーマルアセスメントを開発した①

          自由でいたい

          いつもありがとうございます。 私には夢がない。 インタビューで将来の夢は?と聞かれると困ってしまうww 理由は簡単で私としては「自分ができること」「しなければならないこと」は夢という形でなく当然のように自分の目の前に登場してくるから。 夢を語るのはいいけれど 結局夢は夢のままで終わらせてしまう人が多いような気がする。 そしてその夢にがんじがらめになる人も多い気がする。 もっと軽く、自由に 夢よりも行動をしていきたい。 思うだけじゃなく自分で動いていきたい。 New

          自由でいたい

          新年があけましたね

          皆様あけましておめでとうございます。 色んなことがあるけれど真摯に向かい合っていきます。 去年はどんな年だったでしょうか? と振り返りはするけれど、どれも過去のものであって いまいちピンとこないのも事実です。 私の思考は未来に向いているかな。 皆様の表情がみえるコンパクトな講座を開催いたします。 キャリアコンサルタント合格された皆さん キャリアコンサルタントとして次のステージを考えている皆さん キャリアコンサルタントとしてどのような生き方があるのか 検討されている皆さ

          新年があけましたね

          合格しても・ダメでも…

          キャリアコンサルタント試験が無事に終了し合格発表が行われましたね。 今回は論述のスタイルが変わったりと試験当日Twitterではあれにあれておりましたが… 合格されたかたはおめでとうございます。 残念だった方は、次回また挑戦しましょう。待ってます。 どちらにしてもキャリアコンサルタントになろう、勉強しようとした 想いには変わりないでしょうしないにより養成講座などで学びを深めた数か月、また仲間(ピア)との出会いにも変わりはありません。 合格された方はまたやっとスタート地点

          合格しても・ダメでも…

          キャリアコンサルタントは専門職なんだけどな…

          キャリアコンサルタントの時給をご存じですか? 私の時代で1500円(交通費別)一番高い時給でも2000円でした。 需要と供給。当然の摂理ではあるものの、最近は1350円もあったり…。 自分の駆け出しの頃を振り返ると1500円でいろんな大学、組織でキャリアコンサルタントを経験しました。 だけどある日ふと、用意をしていて「お化粧して髪の毛セットして、お洋服をきちんと着て」それでこの日給は「私は」納得できない、と感じたのです。もちろん納得している方はそれで問題ないですよ!

          キャリアコンサルタントは専門職なんだけどな…

          充実してる

          働いて働いて働きまくっている。疲れはない。 ただ、もっと楽しいことはないか?!とも思う。 今年の頭。コロナの存在が薄かった頃。 手帳の年始ページにはこう示してあった。 コンサルしたい。 企業領域で研修・セッションしたい。 メディアに出たい。 でも、それらを二重線で消して コンサルする。 企業研修・セッションする。 メディアに出る。 と強く書き込んである。 今年もあと少し。これらのやりたいことはすべてやった。 twitterでキャリコン界のメッシと表現されたw キ

          充実してる

          菅さんにみるPlanned Happenstance Theory

          ▲令和おじさん 菅官房長官が、総理大臣になりそうな勢いである。 ホットケーキうほうほ食べてたりしてたのもつかの間。 まさかの急展開である。 --------------------------------------- サラリーマンなら誰しもが想像したことあるのでは? この仕事上司が抜けたらどうなるかな。 この仕事俺(私)が抜けたらどうなるのかな。 でも結果はいつも残酷で心配しなくても 君が抜けても、上司が抜けても、誰が抜けたって必ず仕事はまわる。 君をずっと

          菅さんにみるPlanned Happenstance Theory

          マザーズハローワークに行ってきた

          機嫌が悪い。クソほど機嫌が悪い。 最近「仁義なき戦い」にはまっているので脳内では銃乱射レベルである。 それくらい機嫌が悪い。 ▲バキューン 捕まります。 理由はとある人に「女性なのにえらいね」「女性なのに仕事頑張てってえらいね」「女性なのに…」と何回も言われたからである。 うるせえばか いやほんと。口が悪くて申し訳ございません。 だがしかしもう一度いう うるせえばか 女性であろうとなかろうと。男性であろうとなかろうと。 労働は尊いものである。労働するのである。 金

          マザーズハローワークに行ってきた

          憧れの人

          先日憧れの人と偶然会った。すごくすごくうれしくて、帰り道スキップをして帰った。ふと、その人のことを「いつから。そしてどうして好きなのか」を考えてみた。 初めてその人の存在を知ったのは 街角クリエイティブという映画コラムであった。 当時2015年、2月頃。 今の私からは想像できないほど、当時の私には何もなかった。 娘が無事に生まれ、子育て歴5年。社会に復帰したいけど、何をどうして復帰すればいいかわからない状況だった。はたから見ればそうは見えなくても私の中は真っ暗だった。

          $3000

          映画「プリティウーマン」が大好きである。 あらすじは「ヴィヴィアン(コールガール)がエドワード(お金持ち男)とのビジネス恋愛がガチ恋愛になる」お話。 高級ブランド店でお洋服や靴をお金に目をつけず買い物をするシーンは女の人ならだれでも憧れるし、ヴィヴィアンもどんどん洗練されていきます。 だけどこの映画のハイライトはエドワードがマンションを与えてヴィヴィアンを囲う提案にヴィヴィアンが「NO」と断り、そして別れを告げて「故郷に帰って高校を卒業しなおす」というところ。 ヴィヴィ

          誰かのために…

          個の時代になっている。 企業は副業をよしとし、大手企業がGIGワーカーとして外から採用するようになった。 いつかの時代のように。 誰かのために何かをする時代じゃない。 自分を犠牲にして企業に貢献したり。自分のキャリアを犠牲にしてパートナーを支える。など。 そう自己犠牲。 時代が変化変容していも、「自己犠牲」がそれでも根強いのは、「誰かのために何かをする」のが美しいと刷り込まれているのからかもしれない。 しかし令和である。 もっと自分に正直で誠実でいてほしい。 でも、

          誰かのために…