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マザーズハローワークに行ってきた

機嫌が悪い。クソほど機嫌が悪い。
最近「仁義なき戦い」にはまっているので脳内では銃乱射レベルである。
それくらい機嫌が悪い。

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▲バキューン 捕まります。

理由はとある人に「女性なのにえらいね」「女性なのに仕事頑張てってえらいね」「女性なのに…」と何回も言われたからである。

うるせえばか

いやほんと。口が悪くて申し訳ございません。
だがしかしもう一度いう

うるせえばか

女性であろうとなかろうと。男性であろうとなかろうと。
労働は尊いものである。労働するのである。
金銭のため、生活のため、人のため、自分のため。
色々理由はあるけどれ、そこに性別は関係ない。一切関係ない。
「女性アゲ」してるつもりだけどそのベースにあるのは「女性サゲ」である。そのことを本人が理解していないからタチが悪い。

閑話休題

そう。男も女も人は労働するのである。
金銭のため、生活のため、人のため、自分のため。
様々な背景や理由があって労働する。

労働・就業に関して感じ考える多くの人の話を傾聴し、時には助言指導を行うキャリアコンサルタント。
またそのキャリアコンサルタントの養成講座にて講師をさせていただいていている私であるが、考えると若年者支援領域では長く関与してきたものの、女性支援という領域は経験値が低いと感じマザーズハローワークに後学の意味も含め行ってきた。

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▲難波にあるマザーズハローワーク 4階です。1階にスタバがあるよ。

会場に入ってみると割と広い。
受付の方がいらっしゃるのは通常のハローワークと同じ。

資料など諸々もらう。
特に働こうと考えている女性には知りたい情報が紙ベースであり
ネットでググってもわかりにくいことは直接聴けるのはありがたい。
特に「扶養の範囲内で働く」などといった税金問題は解っていても聞いておきたいところ。

他にも離職して長い期間働く現場を離れていた「浦島太郎」状態の人に向けたスキルアップセミナー(Word講座等)がLECとコラボで定期的に開催されているのも◎

また働き始める女性が感じる不安点をきちんと解消するセミナーとして「保活&就活準備セミナー」などのイベントが多く開催されているのも◎

なにより本当に(当たり前かw)託児所があった。
キッズスペースにお子さんのお相手をしてくださる方がおひとり。
お子さんはご機嫌でアンパンマンの歌を歌っていた。かわいい。

ただ、全体的に感じたのは…
女性が働きやすい社会にはもしかしたらまだ余地はあるかもしれない。
環境面や金銭面。色々あるかもしれない。

最後に
育児期の女性の全体的な課題・現状としては「その背景」に十分注目する必要があると考える。20代後半に企業から役割の付与があったかどうか。その役割について自身がどのような概念・価値観を見いだせたか。また自身と身の回り、世間一般の「母親像」との不一致。また労基法などをはじめとした法律の理解などがあげられる。
また、いったん離職した人は子供への想い、パートナーの協力度、その他活用できそうなリソースはどれほどあるのかといった環境理解の整理が求められる。

どちらにしてもクライエントの気持ちに寄り添いながら傾聴を重ね、「どうありたいか」を明確にすることが最重要事項であると考える。

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