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”納品スタッフ”の仕事は、劇場に公演チラシ束を運ぶだけじゃない!

日々、舞台芸術にまつわる様々なサービスを提供しているネビュラエンタープライズ。その中のひとつに、お客様にお渡しする舞台のチラシをまとめて束にし、劇場にお届けする「チラシ折り込み代行サービス」があります。

このサービスに欠かせないのは、チラシ束を劇場まで車で運び、劇場で制作さんにお渡しする納品スタッフの存在です。劇場でお会いしたことのある方もいらっしゃるかもしれませんね。

現在、ネビュラエンタープライズでは、納品スタッフのアルバイトを大募集しています

「でも、チラシを運ぶのって大変じゃない?」
「一日中運転しているの?」
「運転以外にすることはあるの?」

そんな頭に浮かんでくる疑問にお答えすべく、現在働いてくれている納品スタッフにインタビューを行いました!

スタッフA
勤務歴15年。ほかに俳優や映像のスタッフをしている。

スタッフY
勤務歴3年。ほかに俳優などのダブルワークをしている。

──まずは、主な一日の流れを教えてください。

スタッフA:僕の場合は、9時半に出社してメールの確認などのデスクワークを行ってから、10時頃に会社を出発します。
主に都内や、神奈川、埼玉を回りながら劇場へチラシを納品して、帰ってくるのは夕方5時半ぐらいですね。件数は、多くて5、6件ぐらいでしょうか。
その後は、翌日分の積み込みをしたり、運行計画や書類の整理などを行って、18時半に退勤します。

日曜日は、千秋楽後の回収で勤務時間帯が遅くなる場合があります。

──劇場ではどんなことをしていますか?

スタッフA:まず劇場に着いたら制作さんに直接連絡を取り、どこにチラシ束を置いたらよいのかを教えてもらって台車で運びます。

──確かに、会場や公演によって置き場所が違いますもんね。

スタッフA:そうですね。そしてその場で、チラシ束の配布方法……例えば手で配るか、ロビーに置いておくのかをあらためて確認したり、千秋楽後の空き箱の回収タイミングについても打ち合わせをします。

──制作さんと話すことが多いんですね。

スタッフA:はい。なので、劇場でどのようなことに不便を感じているか、どこに困ることがあるか、少し先回りして想像して動くようにしています。

──例えば?

スタッフA:チラシ束ができあがった時に「この箱数だとこの劇場に置けないんじゃないか?置けても制作さんの仕事がやりづらくなるんじゃないか?」と考えたり、配布ペースを計算して途中でチラシ束が足りなくならないよう話してスケジュールを調整したり、ですね。

スタッフY:ただチラシ束を運ぶだけではなく、制作さん、劇場スタッフさん、社内スタッフと連携を取りながら、みんなで良い仕事をできるように心掛けています。

──仕事をしていて「楽しい!」と思う瞬間はどのあたりでしょうか?

スタッフA:制作さんや劇場スタッフさんと、たまに仕事以外の雑談が出来るのが楽しいですね。前に劇場スタッフさんと雑談していたらお互いにサウナが好きだということが判明して盛り上がったこともありました。距離が近くなると、助け合いの精神で仕事もスムーズになります。

スタッフY:僕は人見知りなのでそこまで仲良くはなれないのですが(笑)。団体さんがチラシ束をたくさん配れるように工夫してくださったと聞いた時は、嬉しかったです!運んだ甲斐があったなと思いました。

──重い荷物(チラシ束を入れた箱)を運ぶことや、都内の運転について、アドバイスはありますか?

スタッフY:基本的には2人ペアで行動するので、もし箱が持てなかったら2人で1箱持つこともできますし、腰を痛めないような持ち方もちゃんと教えます。うちのスタッフには小柄な女性もいますが、うまく体全体を使って運んでますから。確実にできることをやっていけばいいと思います。

スタッフA:運転については、劇場へのルートは限られているので、一度覚えてしまえば楽ですね。初めての劇場に行くときも応用が効きます。
僕も、東京では全く運転したことのないところから始めたのですが、慣れてくるとだんだん体に染みついてきて、流れも分かってきます。最初はおっかなびっくりでも、どんどんやってみることが一番かなと思います。

スタッフY:一番大事なのは安全運転。”早く届ける”よりも、”安全に届ける”ことを考えています。

──ありがとうございました!最後に、納品スタッフの仕事に興味を持ってくださった方にメッセージをお願いします。

スタッフA:演劇やダンスをやってる人、舞台が好きな人、話が合うと思います!うちには関東で行われる公演のチラシが集まっているので、この仕事をやっていなかったら出会っていない作品もあります。そういった意味では、出会いのきっかけや情報源にしてもらうこともできますね。

スタッフY:運転中に都内の春夏秋冬を味わえるのも魅力です。桜が咲いたなとか、もう枯れ葉だなとか。運転の疲れも四季で癒されています(笑)

スタッフA:端的に言えば荷物を届けて人と話す仕事です。ぜひ、まずは気軽に応募してみてください!


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