大学生が向き合う「孤独」。|キルハトッテ『どこどこのどく』|ユニコ公演紹介vol.7
こんにちは。おちらしさんスタッフの望月です!
25歳以下の方にオススメの舞台芸術作品をご紹介する「ユニコ公演紹介」。
第7弾となる今回は、
キルハトッテ『どこどこのどく』をご紹介いたします。
◇佐藤佐吉祭にも出場!
演劇ユニット「キルハトッテ」とは
2022年4月に旗揚げされた演劇ユニット「キルハトッテ」。
小劇場演劇通の方々だと、「この名前、どこかで聞いたことがある…」という方もいるのではないでしょうか。
実はこの団体、佐藤佐吉演劇祭2022で旗揚げ公演を行っていました!
"注目の最若手劇団" として、演劇祭の目玉企画である見本市に出場したキルハトッテは、《 あるかもしれない きっと を切り取って、貼ってコラージュする 》をテーマに創作活動を行っているそう。
主宰を務めるのは現役の日本大学芸術学部の学生さん、山本真生さんです。
日常に潜む違和感を丁寧にすくい、推敲し、他のものと繋ぎ合わせて作られる彼女の作品は、ファンタジーなのにどこか他人事とは思えないぞわっとしたリアリティがあり、観る者を惹きつけます。
佐吉祭から半年が経ち、さらにパワーアップしたキルハトッテの世界、面白いこと間違いなしです…!!
◇キルハトッテvol.2
『どこどこのどく』について
キルハトッテの第2回公演
『どこどこのどく』
あらすじはこちらです。
今回の作品のテーマは、「孤独」。
ひとりでいるとき、誰かといるとき、ふと周りを見たとき……日常の様々な場面で感じる、孤独。それははどこからくるものなのか、正体は分からないまま。
主宰であり作・演出を務める山本さんは、孤独から「キノコ」を連想したそうです。
"キノコの胞子が漂い、様々なところに付着し、繁殖する。
孤独も胞子のようなもので、それが身体に付着するとカラダや心を蝕み、さらに繁殖していくのではないだろうか。"
キルハトッテの最新作は、「孤独」と「きのこ」をコラージュさせた作品となります。一体どのような公演になるのか、とても楽しみです。
会場・料金はこちら。
U18割が、なんと、無料です…!
(U25割があるのも嬉しい…)
この作品を観て「孤独を考える時間」は、
「自分と向き合う時間」になるのだと思います。
気になった方は、足を運んでみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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