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新幹線の車窓から見える絶対に交わらない生活たち

新幹線に乗って窓の外を眺めるのが好きだ。

車が走っている。
人が歩いている。
それぞれに生活がある。

それを私は新幹線から眺めている。

絶対にあの人と生活が交わることはない。
それでも今こうやって眺めている。
とても不思議な気分だ。

そういう人たちがこの世の中にとてつもない数存在していることに頭がクラクラしそうになる。

こうやって世界の広さを実感する。


小さい頃から新幹線に乗るたびにこんなことを考えていた気がする

先日良い記事に出会った。

新幹線から見えた牛丼屋に、別の日に行ってみる、というものである。

そこから新幹線を眺めるという、いつもとは逆の手段を試みる。

いつか自分もやってみたい。

またこれで、世界の広さを実感できるだろうか。


世界の広さを実感することが好きだ。

理由は単純。

己の存在のちっぽけさを実感できるからである。

上述のような新幹線から車窓を眺めること以外にも、海を見ること、山の頂上から景色を眺めること、都会の交差点で人の流れを見ること、などなど。

世界がいかに大きいか、
そして自分がいかに小さいか、
それを身体存分で受け止めて今日も生きていく。

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