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子どもに絵本を好きにさせるテクニック

受験を終えて、良かったな~とか、もっとやっておけばよかったことってありますよね。

私たち夫婦は、良かったこと、もっとやっておけばよかったこと、どちらも絵本を読ませること、を思い浮かべます。


絵本を読むことが好きな子をお持ちのご両親はお分かりだと思いますが、本を与えた分だけ、文字を覚えますし、すらすら読めるようになります。

語彙力をつけると、会話力も向上します。

会話力が向上すると、子どもの純粋な表現力をそのまま人に伝えることができます。


試験では、お話の記憶もありますし、行動観察や体操でも指示行動があります。

絵画でも、お声がけされたときに、それを言語化する力も必要です。

言語力はすべての基本なので、絵本を沢山読むことは、受験前を振り返っても、沢山やれてよかったという気持ちと、もっともっと読ませるようにすべきだったとも思ってます。



絵本を好きにさせるには、興味の連鎖を意識する


絵本を好きにさせるには、子どもの興味があるカテゴリーを見極め、そのカテゴリーに関する絵本を、次から次へと渡し続けることが大切です。

私たちの子どもは、生き物が好きでした。

最初は、人間の体からでしたが、そのあと、興味の連鎖を途切れさせないように、動物、魚、鳥、恐竜、昆虫、…と、関連する絵本をつぎつぎと渡していきました。

だんだんと絵本のページ数が増えていき、文字が小さく分厚い絵本になり、更に図鑑へと、ゆっくりと導いていきます。

大事なのは、興味の入り口を見つけて、ここだと思ったカテゴリーの絵本から没入させることだと思ってます。



声に出して読む


子どもに絵本を渡したときに、「声に出して読もうね」と必ず言って、ルールにしていました。

子どもがどれくらいのスピードで読めるようになったか、親が理解するという点もありますが、音読することで、子ども自身が、聴覚も視覚も刺激されますので、物語の理解が深まりますし、記憶にも定着します。

最初は、ぎこちない読み方でしたが、徐々にすらすら読めるようになり、受験直前期は、分厚い生き物の図鑑を沢山、隅から隅まで読んで覚えてしまってました。


慶應系のお受験されるご家庭は、この音読はとても有効だと思ってます。

絵画の試験で、生き物を書くという課題があったとき、犬とかウサギとか、イルカなどを、ほとんどのお子さんが描いて発表します。

そんな中、カリブモンクアザラシが好きです!、ハイイロハマヒメドリがカッコいいと思います!、といった、他のこと異なる深い知識は、「お!?」と目に留まることに繋がります。

それだけで合格するわけではないですが、お受験は大量のお子様を次から次へと考査しますので、注目するに越したことはないです。



○○って絵本が好きだね


親として意識していたのは、「子どもが絵本を好きだと思い込ませる」ということです。

好きにさせる、というと語弊があるかもしれませんが、

毎日「○○ちゃんは、絵本がすきだね。こんなにも読めるなんて、絵本の博士だね」

とほめていると、子どもは、純粋なので、「私は絵本が好きなんだ、絵本を読むのが得意なんだ」と、自分の自信に変わってきます。

絵本を読んだら、「本当に絵本が好きだね。とっても絵本を読むのが上手だね」と必ず褒めるようにして、モチベーションを途切れないようにさせるようにしていました。



図書館で毎週借りる


最初は、ほぼ毎日、塾の帰りとか、お出かけ先で、一日一冊絵本を買っていた時期がありました。

好きな絵本は何度も読み直しますが、興味がない絵本(大半が一時的に興味があるだけの絵本)は、一回読んで飽きてしまいます。

兄弟がいるからいいかと思ってましたが、毎日買っているとお財布が持たないので、毎週末、近くの図書館に5冊ずつ借りに行くようにしました。

図書館はありがたいことに、今年のおすすめ書など、おすすめの書籍一覧を冊子にまとめて配布していたりするので、それを片っ端から借りて、読み続けるようにしました。



AmazonのKids+に加入する


(Amazonの回しもんでも、なんでもないんですけど・・)

図書館で借り続けるのと並行して、いつでも好きな本を好きなだけ読めるように、Amazon Fireタブレットのキッズモデルを買い、Amazon Kids+のサブスクに加入しました。

プライム会員だったので月480円で、子供向けの本が数千冊読み放題だったので、これだったら、安いし、兄弟で使いまわせるかなというのもありました。

子どもは、時間がある限り、器用にタブレットを起動させ、絵本を読み漁ってました。

児童書でいうと、福音館が有名ですが、福音館の本はタブレットに載ってなかったりするので、図書館との併用が良かったりもします。



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皆様のお受験がうまくいきますように。

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