【合格する願書の書き方】東京女学館小学校 AO入試 受験者の願書見本・推薦者の願書見本とポイント
合格する願書の書き方シリーズ。
今回は「東京女学館小学校のAO入試」です。
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小学校受験でAO入試?
と、思われる方も多いのではないでしょうか?
小学校受験でAO入試を取り入れている唯一の学校が、東京女学館小学校です。
神奈川県の桐蔭学園小学校は、2022年度入試からアドベンチャー入試を取り入れ、話題となりましたが、東京女学館小学校は、かなり前からAO入試に取り組んでいるため、より熱意のある優秀な人材確保のために、入試形態を変えた先駆的な小学校だと感じます。
東京女学館小学校は、都心の一等地、広尾にあり、日本赤十字病院の隣という好立地です。
広尾駅からは閑静な住宅街を歩いていき、15分歩くと着きます。
恵比寿からは市営バスが、東京女学館小学校の目の前で止まるルートを走っており、交通アクセスもかなり恵まれた学校です。
都心にある、数ある私立の女子校の中で、東京女学館小学校の特徴は何といっても「すずかけ」。
日本の伝統文化を学べる唯一の女子校です。
東京女学館小学校は3つの柱を掲げています。
①すずかけ (茶道・華道・琴・着付け等)
②つばさ (体験学習)
③とびら (国際交流)
この3本柱は願書の中に入れ込む必要があります。
この中で一番特徴的なのは、『すずかけ』で、日本の伝統文化ももちろん大切だと学校側は考えていますが、通っているご家庭の特性を見ると、意外と『とびら』が一番大切です!
その理由は、有料コンテンツでまとめております。
AO入試は11月1日のみ。
一般入試は11月2日か3日のいずれか。
併願は可能です。
一般入試は10倍超えで、AO入試は約2ー3倍。
一見、AO入試は倍率が少なく、2人に1人は合格できることに、簡単な気がしますが、AO入試は「東京女学館小学校以外は、受けない!東京女学館小学校の1校のみ!」という意気込みの方々ばかりでの戦いです。
AO入試に合格したら、絶対に辞退は出来ない。
そしてAO入試は推薦者を立てて、その方に願書を書いてもらう必要があります。
AO入試の合格を辞退する場合は、推薦者の方にも同行頂き、辞退手続きをするために学校に行く必要があるため、かなりハードルは高いです。
東京女学館小学校しか受けない人達の中で、光る願書に仕上げている必要があります。
願書のボリュームは、すごい量です。
出願者本人は、A4、4枚をびっしり、そして推薦者の方は、A4、2枚をびっしりです。
願書は、出願すればWEB上でダウンロードをする事ができますが、最後の方で一文字間違えると絶叫するほどのダメージが大きい文字量ですw。
その文章ボリュームですが、内容は事前面接の時に、しっかり読み込んだ状態で望まれる森永校長先生です。
事前面接は、両親のみで子どもは本番の考査のみ、学校の先生に会う事ができます。
子どもがいない中での面接です。
面接時、願書は先生方の手元にありますので、願書の内容は、子どもがいなくても子どもの個性がイメージできるような、具体的なエピソードまで落とした内容が必要となります。
その子どもの個性が、学校側が大切にされている教育方針とマッチした内容とする必要があります。
そして、面接時間は、AO入試は約30分!!
とても長いです。
一般入試は7‐10分なので、AO入試の面接では、ゆっくりと落ち着いてしゃべる必要があります。
その時間の長さも想定して、願書の内容を記載する必要があります。
願書を書く上で必要となるのは、子どもの数ある個性エピソードの中で、学校とマッチした個性エピソードと当てていく事が何よりも大切だと感じますし、それが何よりも難しいと感じます。
学校の建学の精神、そして教育方針を理解し、共感しているか、そしてその内容と、子どもの個性、そして、保護者の教育方針をマッチさせながら書き上げていく必要があります。
東京女学館小学校の大切にしていることを解説しながら、想定の家族像から願書の見本を記載していきます。
家族構成
受験者の願書見本・推薦者の願書見本(A4・6枚分)
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