小学校受験の子どものストレス
小学校受験は親と子ども、共にストレスが大きいイベントです。
手の皮をむく
受験が本格的になる夏前後、ふと娘の手を見ると、利き手ではない方の親指、人差し指の皮が多くめくれていることに気づきました。
それが、日に日に皮がめくれる範囲が広がっていました。
どうしたの?と聞いても、別に・・と返して教えてくれません。
家でのお勉強の時、ひざの上で手を隠しながら、爪を使って、親指や人差し指の皮をチビチビとちぎっていることに気づきます。
小さな娘の体に、大きなストレスがかかっていました。
皮をむいている途中に血が出たこともあり、親としてはとても頭を悩ましました。
子どもなりのストレスの発散だと理解していたので、それを無理にとめてしまったらどうなるのかと。
もしかしたら、髪を抜き出したり、園で他の子に暴力的になるなど、別のところで発散してしまうのではないか、それともうつ病など心のバランスを保てなくなるのではないかと、解決の仕方がわからず、何度も親同士で話し合いました。
結論、残り数か月なので、無理に止めることをしないことにしました。
その分、少しでも時間があれば公園に行って発散する機会を作ったり、毎日塾の帰りに、娘の好きなお店に行ってデザートを食べて帰るなどしました。
ストレスを少しでも発散できることくらいしか親はできなかったように感じます。
爪を噛む
息子の小学校受験の時も、同じようなストレスの兆候がでました。
爪を噛みだしました。
夏前後に出るのも、娘と同じタイミングです。
特に、ペーパーの時に、顕著に爪を噛みます。
ひどいときは、指を口の中に入れて、指しゃぶりのようなこともするようになりました。
自宅でのペーパーの時は、都度「手はお膝に」と、口元にある手を下におろすように促せましたが、塾のペーパーの時間は、ずっと口元に手が行くようになり、参観型の授業の時、指摘したくてもできず、やきもきしました。
塾の先生にもお伝えし、先生から息子に、適宜手を下におろしてもらうように言ってもらってました。
娘のときにも学んでいたので、無理にそれをやめるようにはしないようにし、息子がストレスを少しでも発散できるように、塾や模試の帰りは大好きなもの(パン、ケーキ、チョコレート)を食べに行くようにしました。
髪の毛が抜け、耳が聞こえなくなる
お受験のママ友に、脱毛症になった人もいました。
10月ごろから抜け毛が増え、髪を束ねてごまかしていると言っていましたが、そうとうなストレスだったようです。
別のパパ友で、片方の耳が聞こえなくなる人もいました。
年少のころから超難関小学校を目指して、パパが率先して塾の送迎や勉強をしていたのもあり、抱え過ぎていたのかもしれません。
お受験ではストレスとどう向き合うかが大事ですので、うまく発散しながら進めていくしかないのかもしれませんね。
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皆様のお受験がうまくいきますように。
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